このページは javascript を有効にして Chrome Browser 最新版で御覧ください
小説
ミステリー
死んだ僕の君と“ 過ごした ”日々。
３８
窓のそばに居る黒い‘’ナニカ‘’を警戒する
今は寝ていいような場合じゃない。
……
睨みつけられる。
出ってて、
退け、俺の獲物ダ。
うるさい、
人の言うことわかんないの？
退ケ！！！
はぁ……
いふくん寝てる訳、
さっさと出てけ。（ド低音
此方もぎろり、と睨みつける。
其れに怯んだのか窓の隙間からするっと抜け出ていった。
…なんだよ彼奴……
ねぇ、ほとけっち。
ん~？
人間に戻りたいって、思った事ない？
人間に戻りたい？？
─────────！！！！！
無い、かな。
りうちゃんは？
りうらはね、あるよ！
人間に戻れたら真っ先にないくんの所に来たい！！
それで、ないくんに好きだよって言うの！！
そっかぁ、w
大好きなんだね、w
まぁね！
彼はふふん、と自慢げなポーズをとった。
だって冷たくしててもめげずにりうらに優しくしてくれたんだもん！
それにご飯だって…
とにかくめちゃくちゃ優しいんだよ！！？
そんな人に生きて会わない訳いかないでしょ！？
そうだねぇ…優しい人なら確かに、生きて会いたいね……
でしょ！？
だからりうらは1回でいいから人間に戻ってみたいんだよぉ－…！
人間に戻りたい、。
