第33話

32話
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2024/05/22 08:00
そらねこ
そらねこ
名前どうしよう……
にゃー?
サムライ翔
サムライ翔
そんなに焦んなくても大丈夫やよ
そらねこ
そらねこ
うーん……
サムママ)翔!!翔!!
サムライ翔
サムライ翔
どうしたん?そんなに焦って
サムママ)町が火事らしいの!翔の魔法で炎を止めてほしいって消防の人たちが!


焦った様子のお母さん

そんなに大火事なん?消防の人でも止められないほどの?
サムライ翔
サムライ翔
わかった、行ってくる
町についたけど、、炎なんてあらへん

消せたんかな?でも、燃えたあともないし……


消防の人)こいつが水の魔法を使えるお坊ちゃまか?



消防の人達だ、水の魔法って僕のことやよな
サムライ翔
サムライ翔
はい、そうです。
炎ないけど、もう消し終わったん?
消防の人)あぁ、家事があるのはこっちじゃなくて、付いてきてくれるか?


あれ、ここやないんやでも町さっき歩いてきたけど

焦げ臭い匂いも明るくなってる所もあらへんかったよな…?

まぁついて行ったほうがええか
サムライ翔
サムライ翔
わかりました、どこですかね?
消防の人)今炎は地下で止まってて、



地下、だからそこまで匂いもせえへんかったんや


消防の人)ここの階段を降りたところだ


やっぱり匂いせぇへんな、ここやのに

まぁ階段降りたらわかるか

階段を降りると鉄の扉があった
サムライ翔
サムライ翔
ここの中?
消防の人)あぁ、じゃあ開けるな


扉が開かれた、そこには炎なんか一つもなく
KAITO
KAITO
……、
サムライ翔
サムライ翔
え?
そらちゃんより少し幼いぐらいの少年が鎖に繋がれていた

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