藤は店のキッチンに移動した。
制服は仕立て上げピカピカで、
好戦的な藤らしい動きやすく軽い素材で作られている。
風呂上がりの店長が見えたと同時に、トマトと魚介が合わさり、香ばしく焼かれた匂いが立ち込めた。
店長は藤に気がついた。
店長が藤に何かを投げる。
藤は反社で受け止め、何かと確認すると、それはおにぎりだった。
藤は店長の腰に抱きついた。
藤は店長の脚にしがみついて泣き崩れた。
店長は同情して、藤の頭を撫でた。
店長は玄関でルーデルと話していた。
そんな店長を掃除中の夜と莉音が見ていた。
そこに、ルーデルとの話が終わった店長も帰ってくる。
ガヤガヤと喫茶店とは思えないほどの賑わいだ。
酒を飲んだ神もちらほら見かける。
その様子をキッチン越しに莉音と藤は見ていた。
藤は皿洗、莉音は料理を盛り付けていた。
夜は早口気味に藤の疑問に答えた。
そう言って、両手の空き皿を藤の横に置いて夜は接客に戻っていった。
小ネタ。
店長は案外よく食べます。
お腹がつまめたり二の腕がタプタプします。
姿勢がいいので気づきにくいですが、ぶっ倒れたときや丸まったときに、背中や腰回りがパツパツになります。

断言します。
次の話か次の次で、やっとミステリー小説になります。
ちゃんと謎を作ります。
大丈夫です。これ、ミステリーです。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。