やま「そうそう!ひゅうがが急に小声でさ、「なんかあなたスカート履いてるんだけど」って言ってきて、俺もう「は?」みたいな」
ゆた「そりゃそうなるわw」
ひゅが「確認だけど女の子?だよね?ってねw」
あむ「女の子だよねww」
やま「最初は何言ってんだこいつと思ったけど、ひゅうがが真剣な顔すぎてw」
ひゅが「ふざけゼロねw」
やま「あなた普通に女の子だけど何?って返したら「やべー俺男かと思ってた」とか言い出すから小声のひゅうが無視して「は?!!」って大声出たからね」
ひゅが「こいつまじで廊下で大声出しやがって俺バカ焦りしたわ!」
「え、てかなんでそれ言わなかったの知らなかったんだけど」
ひゅが「いや言えるかお前!」
やま「言えないよこれは流石に」
ひゅが「そうだよ、なんかショックとか受けさせたら嫌じゃん」
ゆま「ていうか勘違いしてたの普通に恥ずかしすぎるww」
ひゅが「そう、それもあったの、だから小声で話してたのにやまと大声出しやがるから、やばい皆にバレる!って思ってその後全力の口止め」
やま「あんな懇願するひゅうが初めて見たもん俺w」
ひゅが「まあもう時効だからね、話しましたけど」
「こーれは納得したわ、ひゅうがの疑いは晴れました」
ひゅが「よかったわ疑い晴れてw」
「問題はやまとだけど」
やま「俺の野生児もちゃんと理由あるから」
ゆた「野生児おもろいなーw」
やま「あなたってほんと昔から俺ら男衆の遊びに付き合える位のフッ軽さと体力と気合があったわけじゃん」
「うん」
やま「女の子であそこまでバカやれる人って中々いないし、山に投げ捨てられて育ったんじゃないかってくらいの運動神経でしょ?」
「野生ってそういう?」
ゆた「まあw例え方は悪いけどあながち間違いではないかもなw」
やま「で、このルックスじゃん、本当意味わかんないよね?!」
ひゅが「それはもう地元のやつ全員がそう思ってただろうねww」
ゆま「あれだよね、あなたって中学の時急に垢抜けた気がする」
「いやー、ほんと垢まみれの時期あったわ。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。