洗い場に到着して
藍を椅子の上…じゃなくて俺の膝の上に座らせた
さっきのアレのせいでマトモに座れないだろうから
他の理由もあるんだけど…
まぁそれは後で
『へんなの』と笑って
甘えるように擦り寄ってきた
ちょっと…マズイな
いや、良いんだけどね?
とりあえず心を無にしながら
シャワーを捻って
自分と藍の体を上から洗い流していく
『そうなの?』と首を傾げる藍を見て
ちょっと心苦しくなった
そこでようやく気付いたらしく
真っ赤になりながら
視線を彷徨わせている
そりゃあ恥ずかしいよね…
まぁ意識のない藍には毎回やってるけど、
その言葉の返事はなくて
代わりに、超 控えめに足をほんの少しだけ開いてくれた
『ありがとう』
の意味を込めて頬にキスをすると
恥ずかしそうに俺の首筋に顔を埋めてきた
ヨシッ、と気合を入れて
藍を支えている手とは反対の利き手を伸ばした
窄まりに指が触れると藍がビクッと反応した
そう言って、ゆっくりと指を差し込んだ
熟れているそこは柔らかくて
いきなりニ本 入れても何の問題もなかった
そして出来るだけ刺激を与えないように
ある程度 奥まで行って抜き差しを始めると
ドロリとした粘着質な液体がそれに伴い零れてきた
これは作業、これは作業…
耳元で可愛い声が聞こえるのは気のせい
気持ちよさそうに身体を震わせているのは生理現象
心の中で何度もそう唱えながら無心で指を動かす
すみません、全然まだです…
申し訳ない…
というか出しすぎだろ俺……
おそるおそる控えめに、言葉を最大限に濁して
お願いしたけどダメだった
藍は声にならない声を上げた
…さっきから指を締め付けられているのだ
それもぎゅうぎゅうに
いわゆる後処理という行為に感じてしまっているのを
指摘されて恥ずかしくなったのだろう
羞恥が爆発したらしく
俺に縋るように抱きついてきた
半泣きになりながら訴えてくるが
本当にまだ終わってない
断じて意地悪とかじゃないから続けるしかない
露天風呂に響く嬌声に
なんだが俺の方が焦ってきて、指の動きが加速していく
余韻の残っている身体にちょっかいを出すかのように
深くに指を入れて
内壁を抉るように引っ掛けて掻き出す
藍の身体がびくんと跳ねた
と同時にようやく後処理が終わった
藍は息を切らしながら
ぽろぽろと涙を零しているので
指を引き抜いてから
目尻を舐めとって、宥めるようにキスを落とした
多分 何を言っても余計な一言になると思ったので
全肯定をして
藍の頭を撫でて落ち着くまで待つ
少しすると…腕の中でモゾモゾと動き出した
まさかのおかわり…!!
流石に予想外すぎて
カタコトのかっこ悪い言葉が反射的に出た












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!