第149話

言葉にして
1,732
2023/07/15 21:54 更新
(なまえ)
あなた
ねぇ、ユンギ…
私のこと好き?
ユンギ
ユンギ
…なんだよ、いきなり。
スマホから顔を上げて、怪訝そうな顔でこっちを見てる。
(なまえ)
あなた
ベッド行こうよ。
ユンギの前に立って、手を差し出す。
ユンギ
ユンギ
ヤリてぇの?
(なまえ)
あなた
…私のこと好き?
ユンギ
ユンギ
答えになってねぇけど?
(なまえ)
あなた
……好きって言葉が聞きたいの。
だから早くベッド行こ?
私はユンギと身体を重ねることが好き。


普通に好きって言葉を求めてもなかなか言ってくれないけれど、ベッドの上ではたくさん言ってくれるし、愛してくれるでしょ?


差し出していた手はぎゅっと握られたかと思うとそのまま強く引っ張られて、気付けばユンギのひざの上。
ユンギ
ユンギ
…キスしろよ。
俺をその気にさせるキス。
初めは軽くついばむように。


首の後ろに手をまわして、ユンギを引き寄せる。


段々と深くなるキス。


自分から絡ませたはずの舌の主導権はいつの間にかユンギになっていて。


息苦しくなって、胸を押して大きく息を吸い込む。


片方の口角を上げて、口の端の唾液を拭いながら妖艶に微笑むあなた。
(なまえ)
あなた
…その気になってくれた?
ユンギ
ユンギ
初めからその気しかねぇけどな。
私を抱えたまま立ち上がるユンギに強くしがみつく。


首筋から香る、大好きな匂いを感じながらこれからの情事に思いをはせる夜。

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