小瀧side
目をこすりながら
迎えの車に入ってくるあなた。
朝だからテンションは低いけど
挨拶はちゃんと大きな声でするとことか
意外に車がくるギリギリまで寝てるとことか
それのせいで寝癖すらも直せてないとことか
なんかもう、
すき。(告白)
俺が話しかけると、
目を瞑って俺の二の腕に抱きついてくるあなた。
…ぇ、さすがにかわいいがすぎる
口元がゆるゆるになった俺に
実は隣にいたしげが指摘する。
暫く何もせずに見つめてたけど
あまりにも寝顔が愛おしすぎたので
よしよし、と頭をなでる。
すると、ぴくっと瞼が動き、
徐々に綺麗な瞳が見えてくる。
最初は何もわかっていない様な顔で
俺をぼーっと見つめてたけど
数十秒経つうちに、
みるみる頬が赤くなっていく。
目を見開き、俺からバッと離れるあなた。
徐々に二の腕の体温が下がっていくのに
寂しさを感じる。
俺がまた頭を撫でながら言うと
さらに赤くなる顔。
もう、りんごみたい。笑
恥ずかしさのあまり縮こまり、
両手で顔を隠す仕草をしたあなたの下の名前。
あまりの可愛さに正面から抱きしめると、
背中をぽかぽか叩かれる。
朝から幸せ沢山で、
この日の仕事、めっちゃうまくいきました。笑











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。