体力テストでは個性の使用ができるということで
総合成績が最下位だったひとを除籍処分にする、と
乾いた笑みを浮かべながらいった
それでも、各々が自分の個性を活かして
少なくても一つの種目では好成績を残していた
最終的に緑谷出久が最下位となって
初日なのに本当に除籍処分してしまうのか、なんて
考えていると
相澤先生は
と言っていて
私があっけらかんとしている様子を見て
と、少し煽るように言ってきた
図星だったのがバレないようにあはは、と流すように軽く笑った
そうこうしているうちに授業は終わり、いつのまにか放課後になっていた
自分のデスクで仕事をしていると、相澤先生から数十枚の紙を渡された
丁寧にまとめられたその書類は
相澤先生が生徒の事を大事に思っている事を
物語っていた
そういって相澤先生は自分のデスクに戻って行った
私情だが、自分はプレゼントマイクさんの大ファンで
毎回欠かさずにラジオを聴かせてもらっている
せっかくなので握手をしてもらおうと手を差し出した
緊張のあまり溜め込んでいた本音が一瞬で口から発されてしまい、我に返ってマイクさんを見つめると
流石に引いたような顔をしていた
何が面白かったのか、マイクさんはお腹を抱え
くの字になりながら笑っていた
そういってマイクさんは握手をするために
手を差し出してきた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。