私の席は紅白頭の子の後ろ、敦は黒髪のポニーテールの子の後ろだった。付け足した感が半端ない。
突然、紅白頭くんが振り返ってきた。
おぉ、オッドアイだ。しかも左側に火傷跡。風格が何か凄い。
横目に敦を見てみると、ポニーテールの子と挨拶をしてキョドっていた。
女子と挨拶しただけでああなるなんて敦はウブだな。
休み時間になり、敦と教室の隅で話そうとすると、あっという間に周りに人が集まって来た。
敦が挨拶されてキョドってた子だ。
名前呼びしただけで凄く嬉しそう。それと口調から伝わる育ちの良さ。
百も響香も可愛いな、と思っていたら、次々と話しかけられる。
あまりにも話しかけられるので、取り敢えず敦の背後に隠れる。
百...良い子!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!