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第7話

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2022/07/15 16:33 更新








一週間。


俺はこの一週間で、無様にチェウォンさんに言いくるめられて結局泊まり込み契約で納得させられてしまった。



...仕方ねぇよあれは。なんだってそんなに泊まり込みたがるんだよ、仕事なのに


俺で言うなら一日中映画監督と生活するようなもんだって言うのに。


良くもまぁその状況に自ら飛び込もうと思ったよな...若者の行動力怖すぎ



あれから一週間、ミンジュはまだ俺の家に来たことは無い。




俺が家事代行頼んだよ、と伝えると安堵した表情で私は行きたくなったら行くね、と言ってくれて。


それ以降は仕事で顔を合わせるくらいしかしてない気がする。


今日も隣のマネージャー 兼 同僚 兼 "自称"恋愛キューピッドに連れられて、あの家へ戻る。


..."自称"恋愛キューピッドに、連れられて。








ヨンジュン
ヨンジュン
今日のあのシーンめっちゃ盛り上がったわ〜笑
あなた
あぁそうですか。そりゃ良かったな
ヨンジュン
ヨンジュン
...何、まだ怒ってんの?笑
あなた
当たり前だろ、アホか
ヨンジュン
ヨンジュン
うわ、スケジュール管理してやってるマネージャー様になんて口の利き方だ
あなた
...こっちがどんだけ家で疲れてるか知らねぇだろ
ヨンジュン
ヨンジュン
疲れてんの?サービス頼んだのに?
あなた
精神的な話。年下のしかも女性と一緒に住むなんて疲れるに決まってんだろ
ヨンジュン
ヨンジュン
じゃあ年上ならいいのか?
あなた
いやそうじゃねぇって
ヨンジュン
ヨンジュン
どうせ相手が誰であれお前は気疲れするんだから、あんま気にすんなよ
あなた
今まで一人暮らしだったのに突然ほぼ初対面の人が朝キッチンにいる俺の気持ちがわかる?
ヨンジュン
ヨンジュン
分かんね。早く降りろ、チェウォンさんが待ってんぞ
あなた
...まじ、これだけは許さねぇからほんとに
ヨンジュン
ヨンジュン
本気で嫌なら契約破棄すればいいんだよ。してないってことはそういうことだろ




頑張れよ!




笑いながらそう言い放った自称恋愛キューピッドは、俺を下ろすとアクセル全開で帰って行った。


俺は酷く気疲れしている。


この一週間、常に年下のしかも妹の先輩でしかもめっちゃ可愛い人が廊下挟んだ向こう側で寝てんだから。


誰が大人しく寝れるんだよそんなもん。


プライベートに突然加わった異性って、んなもん受け入れられるか。


時差で送られてきた明日のスケジュール。その文末には憎たらしいほど苛立たしい(笑)。




...はぁ
























扉を開くと同時に聞こえてくる、廊下の先の可愛らしい声。


俺は未だにこの声に慣れてないし、この先も慣れる気がしない。


ただいまと言って帰ってくるのも、家に帰って夕食が用意されていることも。


ここ最近数年ぶりの入浴Timeが続いている事も、いつも無くしてばかりだった小物があるべき場所に置かれていることも。


有難いと同時に、申し訳ない気持ちも大きくなる。




チェウォン
チェウォン
おかえりなさい!今日もお疲れ様でした!
あなた
あ、どうも...ありがとうございます、また玄関綺麗になってて...
チェウォン
チェウォン
いえ、仕事ですから。笑 先に食事にしますか?お風呂も入れますけど...
あなた
じゃあ先にお風呂で。お夕飯、先に食べててください
チェウォン
チェウォン
あ〜...あの、その事でちょっと提案があるんですけど...いい、ですか?
あなた
え?
チェウォン
チェウォン
も、もし良かったら、なんですけど...一緒に食べられたらなぁ、なんて.......
あなた
...俺とですか?でもチェウォンさんもお腹すいてるんじゃ
チェウォン
チェウォン
そこまで空いてないので...笑 それに、いつもあなたさんお風呂出るの早いですから。少しくらいなら全然平気です
あなた
お、俺は別に大丈夫ですけど...
チェウォン
チェウォン
じゃあ、待たせてもらいますっ!ゆっくり入ってきてくださいね?
あなた
ありがとうございます、何から何まで...
チェウォン
チェウォン
気にしないでください笑




はぁ〜...なんなの、まじで




仕事だろ?仕事なら別に一人で食べるのも仕事じゃん、なんで俺と食べるとか言う選択肢が出てくる?


つか気まず。いや気まず過ぎるだろ、なんだって年下の女性と風呂上がりの夕食を共にしなきゃならん訳?


え逆になんでそこまで気にしないでいられる?気強くない?気が強いっていうか、なんか凄くない?


自惚れる訳じゃないけど一応俺それなりに人気ある俳優なんだけど。そんな、そんな気にしないことある?


...いや気にしないでくれるのはありがたいんだけどさ

























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