第47話

episode.46
2,784
2023/10/12 15:00 更新


















_________クリスマスの朝












ハーマイオニーもロンもハリーも、もうホグワーツにはいない。



半数以上の生徒たちが家に帰省する中、少数がホグワーツに残っていた。



今日はセドリックとホグズミードに行く日だ。













あなた
...こんな服でいいのかな..?








ハーマイオニーが帰省する前に一緒に選んでくれたワンピースと新調したコートを羽織って姿鏡の前に立つ。


動くたびにひらひらと揺れる裾がなんとも可愛い。







あなた
楽しみだなぁ、












もう一度鏡の前で髪を整える。














深く深呼吸をしてわたしは部屋を後にした。
























_______________________







セドリック
セドリック
あなた!






ホグワーツの正門に向かうとそこにはもうセドリックが待っていた。






あなた
セドリック!ごめんなさい、待たせちゃった、?



セドリック
セドリック
ううん、今来たところだよ。.......なんだか今日はいつもと雰囲気が違ってかわいいね、//


あなた
へ、っ  そうかなぁ、//









眉を下げて優しそうな目で私を見つめる。
その蕩けた瞳に吸い込まれてしまいそうだった。





私は慌てて顔を逸らす。




あなた
そろそろ行こっか...!!
セドリック
セドリック
ふは、。そうだね。









そういうとセドリックはわたしの手を握りポケットに入れた。





セドリック
セドリック
寒いからこうして歩こう。
あなた
っ、うん












思わず照れてしまうようなことを平気でやってのける。



そんな彼の行動や言葉に逐一顔を赤らめた。




あなた
セドリックは女の子慣れしてるんだね。



思わず声に出してしまった。


セドリックは驚いたように目を丸くする。


セドリック
セドリック
えっ、??そんなことないんだけど、そんな風に見えた...?



不安そうな彼は背の低いわたしの顔を覗き込む。

叱られた大型犬みたいに私を見つめる。


あなた
ううん、ドキッとすることばかり言うから慣れてるのかなぁって思っただけだよ 笑



私はくすり、と笑ってそう返す。
セドリック
セドリック
そんな、慣れてなんかないよ。僕はこんな気持ち初めてなんだからさ、、




ニコッと微笑み、ポケットの中できゅっと手を握り直す。











彼の優しい仕草が、言葉が私の心を温かくした。















______セドリックと付き合う女の子はきっと幸せだろうなぁ。










ふとそんな風に思ってしまった。














































セドリック
セドリック
__あなた、そろそろ着くよ。









他愛もない会話をしているとあっという間にホグズミードに着いた。



クリスマスの装飾でキラキラと輝く街並みはなんとも言えない美しさだった。








あなた
うわあ、っ。綺麗...!!!こんな綺麗な景色初めて!!
セドリック
セドリック
喜んでくれてよかった











目に映る全てのものが輝いて見えた。




赤、緑、黄色、。サンタクロースの服を着たおじいさんが子どもたちにプレゼントを渡している。



ど真ん中に大きなクリスマスツリーがキラキラと輝いて空を薄っすら明るくしている。




あなた
夜なのに空が明るい、
セドリック
セドリック
あなたと一緒に来れてよかった。飲み物を買ってくるからここで待ってて。







セドリックは道のベンチに私を座らせる。









セドリック
セドリック
ホットココアでいいかな?
あなた
ありがとう...










セドリックはにっこり笑う飲み物を買いに足早に店へ入って行った。








プリ小説オーディオドラマ