第3話

# 興味が沸く
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2026/10/10 01:01 更新



総統(ブルーノ・デボラル)
 我が息子の一生涯の世話係をして貰いたい 
あなた
 ………… 
 

 その言葉を聞いて思わず自分に耳を真っ先に
 疑ってしまった
 
あなた
 申し訳ありません , 
私の聞き間違いでしょうカ
総統(ブルーノ・デボラル)
 いいや ? 確かに私は君に頼んだ 
あなた
 何故ワタクシめが … 
他にも優秀な人材があるはずですガ
総統(ブルーノ・デボラル)
 いやいやいや … メイド達を 
近くで見ている君ならわかるだろう ?
総統(ブルーノ・デボラル)
 皆が昇格を望んでよく見られようと 
私利私欲のために他人を蹴落とし ,
印象操作をしてくる
総統(ブルーノ・デボラル)
 その反面お前はどうだ 
総統(ブルーノ・デボラル)
 赴任当初から変わらず 
言われた仕事をこなし , 新人に対して
丁寧な指導と手厚い信頼
総統(ブルーノ・デボラル)
 人を蹴落としたりなんかしたと 
聞けば真っ先に偽物かと疑うさ
 
あなた
 …… そうですか 
 

 喜ぶべき褒め言葉なのかこの先も裏切る様な行為は
 するなよと言う圧かけなのか若しくは両方なのか

 真偽は定かではないが , 一先ず今言われた仕事を
 全うするしか無い .

 
総統(ブルーノ・デボラル)
 それでいて … 頼めるか ? あなた 
あなた
 …… はい , 総統樣の御命令であれば 
何でもお引き受けいたします .
 

 そう言えば , 総統檨󠄁はその返事を待っていと
 言わんばかりの笑みを浮かべ ,
 先程までの威圧感も収まっていた .
 
総統(ブルーノ・デボラル)
 そぉかそおか ! 
お前ならそう言ってくれると信じてたさ !
総統(ブルーノ・デボラル)
 さぁさぁ , コレからお前の 
主人となる俺の息子だ
総統(ブルーノ・デボラル)
 今のうちに顔合わせくらい 
しておくといい
 

 そう言われ , ベビーベッドの方へと
 手招きされて行く .

 恐る恐るもそれに近ずき , 中の様子を
 そっと視界に入れる .
 其処には , スヤスヤと小さく息をし , 
 人外が力を込めればすぐに消えてしまいそうな程
 小さな灯火が , 必死に生きてこの世を見ようと
 生にしがみついていた .
 
あなた
 ………… 
 

 城に勤めて早何百年 .

 ここに来てから赤子を見てこなかった私からすれば
 久々に見たそれは物珍しく ,
 とても興味をそそられるものだって .

 私が世話をすればどの様に成長するのか .

 この子は一体どんな世界を作り上げるのか .

 言葉にできない感情をもが溢れ出し ,
 生涯で一番と言っていいほどとても興味が湧いた .
 
あなた
 …… 総統檨󠄁 … 妃檨󠄁 
あなた
 ワタクシ , あなたの苗字 ・ カタカナ推奨・あなたが 
必ずや , この国に貢献いたします程
お強い跡継ぎ檨󠄁へとお世話致します
あなた
 どうか , それ迄の進歩を 
私と共に見届けてくださいますこと
お願い申し上げます .
 

 そう私は二人に向かって深々と頭を下げて ,
 感謝の意をも込めてそう伝える .

 顔を見なくとも , 二人は笑って私のことを
 信用していると分かるほどの安心感を出していた .

 一人の刺客(ライバル)を除いて ___ .

 
.
 ギリッ 

あなた
 …… 


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