あなたの転生後 下の名前side
ミサンガに話の後
そこで私の意識は途絶えた
時枝side
あなたの名字さんが倒れた
その後は必死に助けようとしたこと以外覚えてない
もう、会えなくなったら?
そう考えると、すごく怖かった
ねぇ、またいなくなったりしないでくださいよ?
あなたの転生後 下の名前side
ここ、どこだ?
病院?
そうだ、私頭が痛くなって倒れたんだった
その後、ナースコールを押して
お医者さんの話を聞いた
せっかく思い出してきたのに…………………
そう思ってしまった
生きているだけで喜ぶべきことなのに…………………
どうしてかはわからないが
記憶を取り戻せないことが
すごくショックだった…………………
この人とも、関係を絶ったほうがいいのかな?
記憶のない私なんて、いても意味ないんじゃ…………
そう思った瞬間、勝手に口が開いた
時枝くんがびっくりしている
そりゃ、そうか
急にこんな事言われてもね………………
時枝くんはわがままを言う子供のようにつぶやいた
だから………
笑って過ごして?
今度はこっちがびっくりする番だった
私たちはお互いの気持ちを確かめ合うように
お互いの温もりを感じていた……………













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!