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第1話

打算的愛 スノ🧡1
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2026/04/05 14:06 更新

あなた視点


私には、自慢の幼馴染がいる。

名前は向井康二くん、そう、今や大人気アイドル!

色んな場で活躍する彼を見ていて…私も、テレビスタッフを頑張ろうと自信になっている

本当に自慢の幼馴染だ

そんな彼と私の関係だけど…

私は大丈夫なのかなって、思うときがある。

そう思うときは…
向井康二
あなた〜〜〜っ!!
向井康二
行かんといてやぁ…!!なぁ俺と一緒におろ??なっ??

テレビ局で、私を見かけた瞬間に駆け寄ってきて…

こう、ベッタリと私にくっつき

離れたくないと、駄々を捏ねる

その時の周りにいる視線が痛い…
あなた
む、向井さん…あの
向井康二
あなた何で!?名前呼びしてやぁ!!
向井康二
いつも「こーじくん」やんっ!!
あなた
こーじくん此処ではやめて!!

私は大きめの小声で制止した

こういう時困ってしまうけど…

向井康二
あっあ、ごめんなぁ…!俺、あなた困らせたくてしてるわけやなくて…っ!!

叱られた犬みたいに、しゅん…となったこーじくんに

毎回絆されて…はっきりと怒れない

いつもこうだから…とは思うけど

いざ目の当たりにしてしまったら、やっぱり同じ対応
向井康二
なっ嫌いにならんといて…?俺にはあなたしか要らへんから…っ
あなた
…大丈夫ですよ
あなた
私は嫌いになりませんから、絶対
向井康二
…ほんま?
あなた
…絶対、ですから
向井康二
!! あなた〜っ!
あなた
こーじくんっ!!

抱きしめようとするこーじくんを全力で制止した

そしてこの後、こーじくんを探していた岩本さんが見つけて

こーじくんを引っ張って楽屋に連れ帰っていった…


そんなある日、業務終了後に

私は同僚の男性スタッフに話しかけられた

あの…あなたの名字さん、この後空いてますか?
あなた
ん?あぁ…

飲みの誘いかな、と思った私は

いえ、特にないです…と、言おうとした瞬間

向井康二
あなた〜〜っ!仕事終わったん!?
あなた
こっ…!?

既に帰ったと思っていたこーじくんが、嬉しそうに駆け寄ってきた
…!?
向井康二
あなた!終わったなら帰ろうやぁ!
向井康二
あ!今日、俺の家泊まる!?
あなた
え、あ…
……あなたの名字さん

奇妙な目で、同僚は問いかけた
向井さんと…どういう関係なんですか?

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