第47話

🧡
1,950
2021/04/02 20:15
🧡⇒康二side



ずっとずっと夢見てた
岩本家のシェフの面接を合格した、





舘「康二、おめでとう!」


『あ、ありがとう…』




キッチンで2人っきり、
夢やった岩本家と大好きな人と
働けるなんて夢みたいや…、




舘「康二ならいけるって思ってたよ」



優しく俺に笑いかけ頭を撫でる



『舘と働けるなんて嬉しいわぁ…、』


舘「ふふっ、俺も嬉しいよ」



これから一緒に働くってことは
岩本家で一緒に住むってことや、



『部屋は別々なん?』


舘「あ、部屋か!案内するよ!」



舘に腕を引っ張られ地下に降りていくと
綺麗な部屋があった



舘「俺と一緒の部屋になっちゃうけど、」


"大丈夫?"なんて心配そうに俺の顔を見る


『むしろ…嬉しいよ、』


寂しがり屋の俺からしたら
誰かがずっと一緒に居てくれるんは
嬉しい事やし、それが舘なら特に…、



舘「そか、なら良かった」


フワッと俺に笑いかけてくる


舘「荷物はここに置きな、」


『あぁ、ありがとう』


大きなベットが2つ置かれていて


舘「康二は奥使っていいよ!」


『わかった!』



やっぱり舘は部屋綺麗にしてるな。
なんて思い部屋を見渡す



舘「じゃ、キッチンに戻ろうか」


『うん!』


キッチンに戻りシェフの服に着替え
舘と仲良く仕込みを始める



舘「はは、康二こっち見て」


『ん?何?』



チュッ


『えっ!』


急に頬っぺにキスをされ驚いて
舘から距離をあけると


舘「付いてたよ」


なんてカッコ良く言ってくる



な、なんやねん!
急にされたらびっくりするやん…!



あなた「あの〜…」


そんなやり取りをしていると
後ろからあなたちゃんの声が聞こえた



舘「あ、あなた!どうしたの?」


何も無かったかのように
あなたちゃんに話しかける舘



あなた「康二くんの恋人って…涼太?」


少し気まづそうに聞くあなたに


舘「そうだよ?」


なんのためらいもなく答える舘


あなた「そうだったの!もっと早く知りたかったよぉ」


なんて嬉しそうにするあなたちゃんを見てホッとする



舘「っで、どうしたの?」


あなた「あっ!そうだ!」


あなた「翔太 薬苦手みたいで…何かいい方法無いかなって」


少し困った顔をするあなたちゃん



本間にしょっぴーのこと好きなんやなって分かる



『ほな、ゼリーに混ぜたら?』


舘「あ、それ良いね!」


あなた「そんなので飲めるの?」


舘「翔太の好きなりんごジュースでゼリー作るよ、」


嬉しそうに笑う舘を見て
俺も作るのが楽しみになる


あなた「ごめんね?ありがとう!」



そう言ってあなたちゃんはキッチンから
出て行った




俺らは夜ご飯の仕込みを終わらせ
しょっぴーが食べやすいゼリーを
作り始めた、






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