第5話

貴方の体温と笑顔
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2025/07/14 15:55 更新
なんで「僕」って言っちゃダメなの?






僕が女の子だから?







たったの一人称、されど一人称
僕は一人称ってその人を体現するものだと思うんだよねぇ
皆んな個性は大事って言うでしょ?
なのにさ、
モブ
きも…
モブ
変な子w
モブ
普通じゃないよね〜w
なんて言って僕の心をどろどろしたナニカに変えていく
あなた
ただしっくりくるってだけじゃ駄目なの?
富士冬也
別に「普通」だろ
あなた
あ、ぇ…
君が私を照らしてくれた
溶けて消えちゃいそうな心を型に入れて形作ってくれたんだ
富士冬也
俺なんて女装が趣味なんだぞ?
富士冬也
一人称でどうこう言わねーよ
彫刻の様に整った顔も…
富士冬也
それに俺らは妖怪だし…
僕の心を作り直してくれた冷たさも
富士冬也
個性大事にしてなんぼだろw
体温にそぐわない向日葵みたいな笑顔だって



一つ一つが僕の心を形成しながら蝕んでいくんだ
あなた
やっぱり好きだなぁ




貴方の体温に見合っていない




向日葵みたいな笑顔が好きです



あなた
なんて、言えたらな(笑)
富士冬也
おーい
富士冬也
移動教室行くぞ
あなた
はーい


この気持ちは伝えられる心が決まるその時まで…



あなた…弐年参組、世間一般で言う僕っ娘
富士冬也…あなたの恩人兼友人

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