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第1話

#1 SCP-993
223
2022/10/31 16:11 更新
SCP財団とは、







常識の範囲を超えた物体、現象、生物を
隠して確保、収容、保護をする組織だ。

そんなところで僕たちは、SCPの実験、
収容するための使い捨てのような職員、
D職員をやっている。
午前6時起床。D職員が多く居る相部屋で目を覚ました。部屋は決して広くはなく、数多くあるD職員用の二段ベットでぎゅうぎゅうである。
ソラ
………カエデー起きろ
カエデ
あと…5分…
そう素早く寝る姿勢に入る僕の相棒。
なんでこの人と組んだんだろう僕
ソラ
5分も寝たらレウさんに○されるよ
カエデ
それはやだ!
僕たち元死刑囚のD職員に安眠の自由などない。
脅しの言葉をかけて無理矢理カエデを起こした。
そうでもしないと本当に○される。
カエデ
ていうか今日任務無いよね?!なんで
こんなに早く起きなきゃいけないの?!
ソラ
何言ってんの?朝食はどうするの?
カエデ
それは食べる
ソラ
そういう食い意地だけははるよね
カエデ
朝食食べないと下手したら
俺、倒れるし…
そうだ、そういえばカエデは
元気そうに見えても貧血気味だった。
ソラ
それはごもっとも…
カエデ
とりあえず朝食の配給を…
カエデが朝食の配給を話題に出そうと
した瞬間、部屋の扉が大きな音を
立てて開かれた。
レウ
凸凹コンビー!任務です★
そこに居るのは身長142cmのB職員のレウさん。
カエデ
あっ小さい人!!
ソラ
カエデ?!?!
レウ
なんて言ったてめぇー!!
部屋の中でレウさんが銃を乱射した。他のD職員と僕は素早くベットを盾にするように逃げた。
流れるようにレウさんは他のB職員に連行されて行った。おそらくまた始末書を泣きながら書くだろう。
B職員
レウに変わって知らせる、君たち2人には
SCP-993の視聴をしてもらうそれでは、
付いて来い
そう言ってレウさん代行でお馴染みのB職員さんが収容状につれてってくれる。
カエデ
ねぇソラSCP-993って何?
ソラ
はぁ…SCP-993は“ピエロのボブル”だよ、
オブジェクトクラス“Safe”
SCP-993は子供向けの教育番組で
ピエロの“ボブル”が子どもたちに
教育や新しい技術を教える教育
形式で作られてるんだ。
カエデ
そこまでなら問題なくない?
ソラ
なんでSCP指定されたかはここからだよ
SCP-993の異常性質は10歳以上の
人間が番組を視聴しようとすると、
実験した全員が頭を突き刺すよう
な頭痛に襲われるんだ。
カエデ
なにそれこわっ…逆に
10歳以下が視聴した場合は?
ソラ
10歳未満の子供は番組を視聴が
できるんだけどこの番組の内容が
やばくてね、その内容は…
B職員
着いたぞ
カエデ
あれっもう着いちゃったのか…
ソラ
しょうがない…説明は後でするよ
僕たちは、SCP-993が収容されている部屋に入った。その部屋の中は1個の壁掛けテレビがあるだけの質素な部屋だった。
カエデ
……言いかけてた番組の内容って?
ソラ
あっ忘れてた…その番組の内容は
非常に残酷なもので人食い、殺人、拷問
といったものの活動を援護し、方法を
教えているんだ。この番組を繰り返し
視聴するとね、永続的な精神病、
統合失調症になることがある。
カエデ
オブジェクトクラスが
Safeなのにこわ!!
ソラ
オブジェクトクラスはあくまで
収容難易度だから危険度とは
思わないほうがいいよ
カエデ
でも俺たちこれを見るんだよな…?
俺たち余裕で10歳超えてるけど?
ソラ
たしかに…
そう話していると壁掛けテレビの
画面が勝手についた。
ソラ
テレビが勝手に…
カエデ
これもしかして…
テレビの番組が始まろうとした瞬間だった。
ソラ
いっ!頭がぁ…
カエデ
ちょっ!大丈夫?!
急に襲ってくる頭を突き刺すような頭痛・・・・・・・・・・・
カエデが横で心配している。
ソラ
なんで…カエデが無事…
そこで意識は途絶えた。
意識がだんだん覚醒していく。横でカエデはしゃがみこんでなにか、恐ろしいもの・・・・・・を見たかのようにこちらに気付かず、ただ呆然としていた。
ソラ
カエデ…?
カエデ
ピエロが…
こちらに気付き、目に涙を浮かべて見てくる。
カエデ
ピエロが人の皮を剥いで…内蔵を…
ソラ
説明ストップ!!想像しちゃうから!!
カエデを落ち着かせて、外に待機しているB職員のもとにカエデを引きずって連れて行った。
SCP-993の番組を視聴したカエデは職員に番組の内容を伝えたあと、クラスAの記憶措置を受けて番組の内容を全て忘れたあとに帰ってきた。
ソラ
番組の内容忘れた?
カエデ
おかげで綺麗さっぱり忘れてきたよ…
ソラ
でもなんでカエデは10歳以上なのに
番組を視聴できたんだろう…?
カエデ
俺もそれだけはわかんないんだよな…
俺だけ例外だったとか
ソラ
ん〜まぁわかんないし考えるのは
辞めて朝食…食べようか今の時間
だと昼食になるけど
カエデ
!…忘れてた…
SCP-993“ピエロのボブル”
オブジェクトクラス『Safe』
説明できなかったところ
SCP-993は、20■■まで未知のソースで定期的に放送されていたが、プロトコル・ユプシロン・ベータ3で傍受し放送を防ぐことに成功した。

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