薮side
次はうちの問題児、大貴の過去について教えるね。
うちの問題児の大貴は、少し喘息を持ってる。
それで他の子と同じように、親が病気持ちの子はいらないって言って捨てられたらしい。
ほら、このきょとんとしてる顔も、目がくりくりなのもかわいい
大貴は、時々、不安になった時にこういうことを言ってくることがある。
それも、今まで親に病気持ちだからとかで嫌われていたからかもしれない。
だから、ここではそれを言われた分本当の家族以上に愛してあげたいと思ってる。
昔は、落ち着きがなくて、わがままだったけど、今はだいぶ言うことを聞いてくれるようになった。
これからも沢山成長していくんだろうなーと思いながら、日に日に成長していく大貴をみて、今日もほのぼのしている。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!