第2話

『iemm』僕の目を奪う彼女
74
2026/06/06 03:00 更新


雲がほとんどない澄み切った青空。

夏に現れる太陽はこの教室から外を別世界へと変える。



iemn
眩しい…

カーテンの隙間から夏の日差しが差し掛かる。


教室で真面目に授業を受けるiemnは、その光を
煩わしく思いながらノートを書く。



外を見ると暑い中、身体を動かす人達が目に入る。

ノートを書き終えたiemnはそんな光景に、

iemn
もうすぐ夏休みか…

…と思ったことを小さく口にする。




iemn
そういえば海に行く約束したっけ……


授業中だというのに授業とは関係ないことを
考えてしまうiemn。

1度考えてしまったその楽しみは中々頭から離れない。



iemn
mmさん……

mmさんと言うのは、最近付き合い始めた俺の
初恋相手である。



好きになったのは何年も前、今でも鮮明に覚えている。


小学校の頃、本を読んでいた自分に話し掛けて来た
彼女は俺の本への意識を一瞬で奪った。

最初はその声に強く動揺したが、そんな動揺も少しの会話だけで動揺は消え、気づけば楽しとすら感じていた。



iemn
あれからもう7年か

最初こそは気づかなかったが、1ヶ月も経たない
内にこの思いが好きだということを知った。


それから何年も片思いをし続け、高校1年生になって
すぐにmmさんに告白をした。



好きになって7年……。


気持ちを伝えるのに多く時間を使いすぎだろ……


…って付き合ってから思い返すと本当によく思った。



iemn
はぁ…あの時の緊張は凄かったなぁ

iemn
遅刻して教室入った時のあの注目された
時の何倍も緊張したっけなぁ


緊張のしすぎで口は上手く開かず、とても漫画の
ようなかっこいい告白は出来なかった。


極めつけは「1日待ってもらえない?」 と言われ、家に
帰ってから自分のことを責めまくった記憶……。



そんな出来事からもう3ヶ月が経過。


あまりに時間の流れが早すぎる……。


iemn
そんなmmさんと2人だけで海に…
iemn
早く夏休みにならないかなぁ…



…と思ったことを思わず口にするiemn。

ふと彼女であるmmのことを考えていたiemnが同じ
教室で授業を受けるmmの方を見る。



mmnt
………

iemnの目に映るmmは、真剣にノートをとっている。

そんな真面目な姿に思わず、




iemn
可愛いなぁ…

と思ったことが口から小さく漏れる。

mmのその様子に夢中になったiemnが何も考えずに
その視線をmmの方に向ける。


何分見続けても飽きないその光景をiemnが見ていると、


iemn
ッ!?


突然真面目にノートをとっていたmmがいきなり
手を止めて自分の方に顔を向けるのだった。


とっさの動きに思わず焦った様子で、いつの間にか
進んでいた黒板の文字をノートに書き始めるiemn。



少し書くと、mmの方に少しづつ視線をずらすiemn。

こっそりとmmのことをiemnが目にすると。



mmnt
…………
mmnt
クフフ
iemn
……ッ!?


mmが不敵な笑みを浮かべながらこちら側を
見ているのかiemnの目に入る。

iemn
もしかしてずっとバレてた?

授業中にmmさんのことを見ていたのが…

えっ……めっちゃ恥ず、最悪…



すぐにその視線をmmから自分のノートに変えるiemn。


あまりに恥ずかしさにノートを書こうとするも、最初
と比べて字の質が明らかに下がっているのを理解する。



iemn
後で絶対に色々言われる…

iemn
最悪だ……



iemnが授業か終わった後のことを察して頭を悩ます。


恥ずかしさとあとの展開が頭から離れないiemn。


視線が机の上から離れないiemnだが、ノートをとる
手も中々動かない。


この時間…iemnは授業に集中出来ず、授業に関係無い
ことだけを考え続けるのであった。






𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸








こちらはリクエストになります!




すこしコメントと違う話になった部分が
あるのはすみません…

許せない場合はコメントで言って貰えれば気合い
で書き直します。



リクエストは常時募集していますので色んなリクエスト
待ってますのでいっぱいコメントください!



今回はリクエストありがとうございます!








プリ小説オーディオドラマ