3人はそれぞれ違う世界で目を覚ます
12の影たちと12の光
俺は怪と一緒に自宅でくつろいでいた
煌めきのヒローラ
俺は紗也香の手料理を食べていた
冥界調査班
俺は依頼書にロージュ・レイトーとサインをしていた
その時、
部屋の隅に女性がたっているのを見た
女性は何も話さない
喋った
でも、なんだろう
どこかから聞こえる気がする
女性は口をパクパク動かしている
誰だ、こいつ
でも、どこかで見たような
それぞれ自己紹介をした
自己紹介を済ませ、前を向く
そこには
皆同じ理由でこの場所にいた
みんな、そんな名前は聞いたことがない
しかし、何故か悲しい気持ちになってしまった
これは、偶然か、それとも必然か
しかし、これで全て思い出した
その言葉と同時に虚無の世界に建物が出現する
そして徐々に何の変哲もない街に変わったのである
それからしばらく探したが、一向に手がかりは無い
それから1ヶ月がたったある日
休日、街の中を歩いていた
するとふとこんな会話が耳に入る
3人は前を見る
懐かしい声
目の前には仲のいい親子が1組
目の前には、紛れもない將人と幻邪だった
そう言って2人は立ち去る
ロージュはそこに残っていた
そうして寺望親子はそのまま歩いていく
そう、他愛もない会話が続く
この二人の関係が、一生、
天にいる藍にも届きますように






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。