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ウソク side
~ VLIVE ~
あの時、
(( グラっ
あなたが落ちないように
必死に引き寄せたら
思いのほか顔が近くて
必死に目を逸らした
あなたはどうなんだろうと思って
ちらっと見てみたら
赤くなって下を向いてて……
最近、ほんと、
自分が自分で分からない
~ VLIVE終了後 ~
🚪 トントン
(( ウソクの部屋
どうしてこんな時に……
🚪 ガチャ
そう言って
トコトコとこっちに歩みよってくるあなた
男子の部屋だって言うのに
無防備に大きめのTシャツしか着てないし
そう言って
僕のおでこに手を当てたまま
心配そうに覗き込む
何かを思い出し中のように
ドタバタと出ていってしまった
あなたはいつも
人の異変にすぐ気づく
絶対バレてないと思ったのに
少しして
急いでいたのか
髪が乱れたあなたが
入ってきた
・
・
・
ピピピッ
何かと思って
ゆっくり顔を上げると
のそのそと
体をあげると
ふわっといい匂いがした
これ以上抵抗しても
意味がなさそうだったから
仕方なく口を開ける
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
なんだよ、それ
って言おうと思ったけど
そんな気力もなくて
ボフっとベッドに
身を任せた
ガシッ
なんか離したくなくて
グッと自分の方に引き寄せる
ハグされてるのに
他の人の話なんかする?
よりにもよってフイだし
ムカついたから
思いっきり抱きしめてやった
あなたの匂い落ち着くなぁ
気がつけば
深い眠りに落ちていた
心地よい日差しに
目を覚ますと
スヤスヤと規則正しい寝息を立てて
あなたが眠っていた
ずっとそばにいてくれたんだ
サラサラした髪に
そっと触れると
頬が気持ちよさそうに緩む
この胸の高まりを
もう放って置くことは出来ないみたい














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。