おらふくん⛄視点
え、え、え!?
う、うそでしょ...
みんな...!?
きっとおんりー本人は、
嫌だっていうはず...!
...あ。
だめだこりゃあ( ᐛ )و
話は少しさかのぼり。
なんでこうなったかというと...
...気づいたら二度寝していて、
もう、
やばい、やばい...
まだ気持ちよさそうに寝ているおんりーを横目で見ながら、
急いで飛び起きる。
そう。
今日は、
ドズル社の撮影の日なのだ。
しかも、
運が悪いことに。
急いでパソコンを起動する。
まだ間に合うだろうか。
...ディスコードに入った、
ぴろん、
という音。
そのすぐ後に、
ぼんさんのちょっと怒ったような声。
・
・
・
あ、MENだ。
...ん?
気づくの速いな...
やっぱ...ッ
さすがMEN...推理も...当たってる...w
...答えたいけど、
答えたくない...。
そして2回目の説明をした。
おんりーの幼児化。
治るかどうかはわからない。
今は僕の家にいる。
・
・
・
...たしか、
静まりかえることを、
”天使が通る”って
言うらしい。
そんなくだらないことを、
ぼーっと考えながら、
時間が止まっていることを、
どこか他人事で実感する。
.........永い時間が過ぎたとき。
突拍子な提案をしたのは、
ぼんさんだった。
あ、....
おんりーが起きてきた。
すたすたすた。
にーちゃんっ、と、
僕に駆けよる。
わぁ...かわいぃ.../
僕的にはもう少し見ていたかったけれど、
ぼんさんが打ち切ってしまった。
...ここで話はもどる。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!