第3話

二年生
165
2022/11/07 21:00 更新
今日は二年生と恵に体術を教える予定、私はいつものように悟を置いていきグラウンドに向かう(憂太は出張、棘は任務に行っている)
夏油傑
皆いつも通り早いね
禅院 真希
おう、そりゃ…な…って…
夏油傑
ん?どうしたんだい?
禅院 真希
どうしたじゃねぇよ!それ前より強くなってんじゃねぇか!
真希がそう言うと皆が引きながら指輪を見ていた
夏油傑
あぁ、指輪の事かい?確かに強くなってるみたいだね
禅院 真希
強くなってるねじゃすまねぇよ!
パンダ
そんなに呪われることでもしたのか?
夏油傑
それが…私が呪ってしまったみたいなんだ
禅院 真希
は?お前…何呪ってんだよ
五条 悟
傑もいつ呪ったか分からないんだってさ~
夏油傑
悟…居たのかい?
五条 悟
ちょ…酷いな~さっきからいたよ~
伏黒 恵
いつ呪ったか分からないってどういう事なんですか?
五条 悟
あ、それ聞いちゃう?
五条 悟
それがね…
夏油傑
記憶が無いんだ
五条 悟
僕が言おうとしてたのに!
伏黒 恵
記憶…ですか?
夏油傑
あぁ、その子に関する記憶が全く無いんだ
禅院 真希
変だな、なんかの術式か…?
伏黒 恵
それ以外に考えられませんね
パンダ
直接本人に聞ければ良いのにな
五条 悟
聞けるよね?多分…
夏油傑
あぁ、聞けると思うよ
私は指輪に触れると


"あなた"


と名前を呼んだ
あなた
どうしたの傑?
あなたは私の背後からひょっこり顔を覗かせた
禅院 真希
は?
伏黒 恵
え?
パンダ
ん?
禅院 真希
呼んだら出て来れるのかよ!
あなた
うん、出てこれるよ?
その一瞬で真希の前に移動し顔をじっと見つめた
禅院 真希
んだよ、文句あんのか?
あなた
ううん、綺麗だなって思って!
禅院 真希
そうかよ…
なんて返事をして真希は照れてた
パンダ
真希が照れてる~
禅院 真希
うっせぇぞパンダ!
あなた
パンダがいる…ふかふかしてるの?
パンダ
触っても良いぞ?
そう言うと恐る恐るパンダに触れてた、思った以上にふかふかだった見たいで寝そうだった
夏油傑
あなた、寝るならこっちへおいで?
私が腕を広げると嬉しそうな蕩けた顔で抱き付いてうとうとしてた
あなた
ん~傑…大好き…
寝言なのかそうではないのかは分からないがその言葉が何よりも嬉しかった
伏黒 恵
あの…和んでる所ですけど本題忘れてませんか?
その場の全員
あ…忘れてた
禅院 真希
なぁ、傑がお前に関する記憶が無いのは何でだ?
真希があなたにそう聞くと明らかにさっきとは違う雰囲気を纏い私から降りた
あなた
その話…その話をするな!
無意識に怯える程の殺気と圧、この場にいるもの全てがあなた飲み込まれそうな感覚に陥った
あなた
それだけはダメだ、絶対にダメだ…
そう言うあなたは何かに怯えているようだった
夏油傑
あなた…何に怯えてるんだい?
私がそう言うと肩をピクリと動かし驚いていた
あなた
傑を守る為だったんだ…許してね傑…
あなたは私の額に口付けを落とし悲しそうな顔をして消えていった

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