カララッ
教室に入って一番最初に目にはいったのは、
プロレス技を披露するクラスメイトであった。
なんて言うんだろう。
こういう、プロレス技をかけられたまま挨拶をされても慣れてしまった…というか(
んにしても、ぬっくんめぇ……肩が痛いよこんにゃろぉ…………
くぅ〜……佐野くんめ…
モヨウ________……?
う~ん……首の後ろは見えないぞ……
パシャッ
写真を見て私は目を見開いた。
写真には何もなかった。
ただの普通の首だけ。
直後、私の額にもはやデコピンの威力ではない攻撃が直撃した(
ただでさえ悪い頭がさらに悪化したらどうすんだこのヤロ……!
ガラッッ!!!!
ピシャンッッ!!!
あの人が担任かぁ…………、
人間って言ってたしな、…
鼻歌歌いながらスキップして向かったら氷点下の視線向けられた……(
顔の横でグッドマークをつくり、状況を読み込めない先生の両手をつかんだ。
いい加減覚悟を決めなさい。
この島に、しかもこの学校に踏み込んだ時点で_______________……
もう、逃げられないのだから______________________………













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!