第16話

第14話 契約
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2022/11/02 07:38
紫の紫陽花
紫の紫陽花
どもー
紫の紫陽花
紫の紫陽花
紫の紫陽花です
紫の紫陽花
紫の紫陽花
…言うことないんで、そのまま進んで、どうぞ~
降谷零side

村雨が何かを呟いた瞬間、物凄く眩しくなり耐えられず目を閉じた。


降谷零
降谷零
…っ!
そっと目を開けると、そこは空の上で、俺達は空に浮いていた。
降谷零
降谷零
…は!?
な、何だこれ…!
(なまえ)
あなた
落ち着いてください、落ちませんから
村雨の嫌に落ち着いた声が響く。
降谷零
降谷零
………
(なまえ)
あなた
…私が怖いですか?
降谷零
降谷零
……いや
(なまえ)
あなた
なら良かったです
村雨はふっと微笑んだ。
(なまえ)
あなた
それでは、【契約】を行います
杖を胸の前に持ち、彼女は何かよくわからない呪文を唱え始めた。
(なまえ)
あなた
…よし
降谷零
降谷零
…【契約】って、何をするんだ?
(なまえ)
あなた
お互いに誓い合い、血を取り込むんです
降谷零
降谷零
…は?
(なまえ)
あなた
あっ、血を取り込むって言ってもほんのちょっとですよ?
降谷零
降谷零
…だよな。
流石に大量だと困る
(なまえ)
あなた
ふふっ
(なまえ)
あなた
じゃあ【契約】を始めます
降谷零
降谷零
……!
(なまえ)
あなた
我ら魔法使いとその依頼者は……ここにお互いに契約し、それを守ることを誓う………
我らの誓いを聞き給え…


(なまえ)
あなた
私は、依頼者降谷零に対し、過去に甦り彼の仲間を助けることを誓う
(なまえ)
あなた
あっ、手、出してください
降谷零
降谷零
……(手を出す)
彼女は杖で俺の手首を切ると、そこから滲み出てきた血を数滴分口に含んだ。
(なまえ)
あなた
……
そのまま俺の手首に手を翳し怪我を治すと、「次は降谷さんの番ですよ」と言うようにこちらを見た。
降谷零
降谷零
…俺は、魔法使い村雨詩音が行う過去を変える行為について、いかなる場合でも責任をすべて負うことを誓う
(なまえ)
あなた
……
彼女が腕を差し出してきた。
それの血が滲んでるところに口をつけ、少し口に含んだ。
すると俺たちの間に丸い光った何かが現れ、それは2つに分かれ俺たちの中へ入り消えた。
(なまえ)
あなた
………契約終了です。
うまく行きました
降谷零
降谷零
…うまく?
(なまえ)
あなた
いやぁ、【契約】するの初めてだったんですよ〜
降谷零
降谷零
はぁ!?
(なまえ)
あなた
しかも【契約】って熟練の魔法使いでも失敗することあるらしいですし……
降谷零
降谷零

お前は…家系とかで(魔法使いに)なったんじゃないのか??
(なまえ)
あなた
いえ。家系ではないです
降谷零
降谷零
……?
じゃあどうして…
(なまえ)
あなた
ふふっ、それは内緒です。
言ってはいけないこともあるので
降谷零
降谷零
…そうか
(なまえ)
あなた
さて、戻りましょう。
先程の会議室には誰もいないようですし
降谷零
降谷零
あぁ
彼女が杖を振ると、あたりが明るくなり、俺はまた目を瞑った。
(なまえ)
あなた
…着きました。
これで完璧です
降谷零
降谷零
……
(なまえ)
あなた
では、後は魔法使いの仕事です。
任せてくださいね
降谷零
降谷零
…あぁ。
仕事は、他のメンツに回しておく
(なまえ)
あなた
パッと終わらせてきますよ。
1週間も要りませんから
降谷零
降谷零
…そうか
(なまえ)
あなた
ええ。
では、色々と準備があるので今日は失礼しますね
降谷零
降谷零
…任せたぞ、村雨!
初仕事、失敗したら許さないからな!
そう声をかけると、今まさに部屋を出ようとしていた彼女は振り返りニコッと微笑んだ。
(なまえ)
あなた
誰に言ってるんですか。
私は魔法使いですからね!
ぱたん
紫の紫陽花
紫の紫陽花
はーい、終わります!
紫の紫陽花
紫の紫陽花
急すぎる展開…!
紫の紫陽花
紫の紫陽花
次回から過去編(救済編)です!
お楽しみに!
それでは!
紫の紫陽花
紫の紫陽花
おつむら!
あっ、新作作ったんでリンク載せとく〜

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