【絳鵐side】
森の中を無我夢中で走っている
目的地はあるお城
もう足も体力も限界で
今にも倒れそう
「どこ行ったァ?!」
「ちいせぇガキだからそう遠くには行ってねぇ!」
「くまなく探せぇ!!!」
後ろから追っ手の声が近付いて来ている
「居たぞッ!!!」
「捕らえろ!逃がすんじゃねぇぞ!」
ドサッ!
「ハハッ!コイツ転びやがったぜ!」
「さっさと捕まえるぞ!」
「此処は、『繧ソ繧ス繧ャ繝ャ繝峨く蝓』の敷地だ!」
「早くずらかんねぇと、奴らが来る!」
「…ッ?!誰だ?!」
ザシュッ!
ドサッ…
パタパタ…と目の前に赤色の滴が地面に落ちた
上を見上げると僕を捕まえようとしていた男が
大柄の男に投げ捨てられていた
意味がわからず首を傾げると
大柄な男は距離を詰めてきて
僕の懐にある預かっていたお母ちゃんの手紙を見た
手紙に手が伸びてきたから
と言いお手紙をギュッと握った
男2人が会話したあと大柄な男じゃない方の男が
僕の前に膝をつき
名前を言った途端男2人が見合った
優しくしてくれた男は
びっくりしたように後ろを振り向いた
とさっきの大柄な男が言った
お母ちゃんのお手紙を大柄な男に渡すと
優しくしてくれた男の人と
ヒソヒソとなにか話していた
お母ちゃんにもう1つ言われていたことを
話すために話しかけると
と優しくしてくれた男の人が
微笑みながらこっちを向いた
優しくしてくれた男の人が僕に近付いてきて
そう言った優しい人は慣れた様子で
僕のことを抱えた
大柄な男がそういうと2人は
木の上に軽々と飛び乗った
びっくりした僕は声が漏れてしまった
その後ビュンビュンと木の上を飛んでいき
俺は優しい人の腕の中で大人しくしてた
抱える力や、その人の体温と匂いのせいで
とても安心感があった
僕はギュッと優しい人の服を掴み
顔を胸に押し当てた
優しい人はびっくりした様子を見せたが
その行動を咎める訳でもなく
ただ、頭を優しく撫でるだけだった
僕は心地よくなりそのまま腕の中で眠ってしまった
チュンチュンッと鳥の鳴き声が聞こえる
俺は体を起こし伸びをしたあと
少し虚無の時間を過ごした
※文字化けを解読すると名前が出てきます
気になる人はコピペして調べてみてね











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!