第2話

2話
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2026/05/18 09:03 更新



そして、彼はこう言ってきた。
佐久間大介
お前、
Speransaの真の目的、分かってないだろ




と。




ここで話されても嫌なので、私は彼を部屋に入れた。



私の部屋は普通の一軒家とおなじ。




でも、さっき言ってた言葉を思い出す。





あなた
真の、目的……?
佐久間大介
あぁ。



彼はとある資料を出した。



私はそれを手に取り、読んだ。









その内容は息を飲むほど残酷だった。
佐久間大介
…お前は今Speransaにいる場合じゃない。



少し見下してきたけど、その目はどこか心配を感じた。






すると彼が。
佐久間大介
俺たちとなら、それを解決できる。




私は貰った資料を大切にしまった。





そして、
あなた
……やる。




彼をじっと見た。
あなた
この件で世界が関わってくるなら、
やるしかない。
佐久間大介
……ありがとう。




そして彼は右腕のリングで連絡をした。







裏切ったら死と等しい。






Speransaとはもう。関われない。



次の日。私はSnowManアジトへ呼び出された。




そして、初めては迷うだろうから、渡辺が来てくれた。
渡辺翔太
……おかえり。



彼は少し笑ってこちらを見た。
あなた
これからよろしくお願いします。




私は少し頭を下げた。
渡辺翔太
いいよ別に。俺敬語嫌いだから。
あなた
……うん。



私は少し笑って言った。




彼も笑ってくれた。





2人は歩き出した。




どこに行くかと思ったら、謎の路地裏。
渡辺翔太
ここが入口。




そして彼は手首のリングをかざした。




扉が開いた。
渡辺翔太
このリングは後で貰ってね。
あなた
分かった。


2人は扉の向こうへ入った。




長い廊下。2人は並んで歩いた。
佐久間大介
あ。来た。



待ち構えていたように佐久間がいた。
渡辺翔太
今戻った。例のリング、渡してくれ。



と、佐久間は私のリングを出し、
佐久間大介
はい。





佐久間が腕に着けてくれた。
あなた
……ありがとうございます。



そして、3人で歩いた。



中に着くと、広い部屋があった。
宮舘涼太
おかえり3人とも



ソファーで拳銃の手入れをしていたのは宮舘だった。




渡辺翔太
……ちなみにここは地下。



渡辺翔太
あなたの下の名前が昨日いたのは1階だな。


SnowManは地下まであるんだな。




Speransaとは違うな。
あなた
あ。私資料の事で聞きたいことあって……



その声に耳を傾けたのは、佐久間だった。
佐久間大介
それなら、阿部に聞くといい。




阿部?そんな人いたっけ??
佐久間大介
俺と一緒に行こっか


どこに?と、思った。





私の回答を待たないで彼は歩き出した。



少し、じっと見ていた。




あなた
あ!まって!



私は佐久間を追った。



エレベーターに一緒に乗った。






沈黙。







こっちが凄く気まずい。





佐久間大介
……名前は
あなた
え?
佐久間大介
聞けてなかったから



少し照れくさそうにして言う。
あなた
あ、私は宍倉あなたの下の名前。
佐久間大介
ん。分かった


そして彼は私を見て
佐久間大介
じゃああなたの下の名前って呼ぶ


あなた
どうぞご自由に。


素っ気ない態度を取ると彼はムッとして、
佐久間大介
俺はなんて呼んでくれるの



彼はちらっと見てきて、


その顔を見るとやけに頬の傷が気になる。
あなた
じゃあ佐久間。
あなた
というか、その傷大丈夫?


やけに酷い傷……なんで…




佐久間大介
……。


沈黙。





そんなところで、ピンポーンと、




エレベーターの音が鳴った。
佐久間大介
着いた。行こ。



彼は私の話は無かったように歩き出した。



きっと、佐久間はその話に触れたくないんだな。





私は佐久間について行った。




コンコンコン。


と、佐久間がノックする。
どうぞ。







入ると何枚かのパネルと、キーボード。





辺りには高い本棚がある。


初めまして、だよね



彼は座ったままこちらに椅子ごと体を回し、




ニコッと笑って言った
阿部亮平
俺は阿部亮平。
SnowManの情報、医療担当だよ。



情報と医療担当、?SnowManは何か担当があるのか。
佐久間大介
宍倉あなたの下の名前。元Speransa。照の提案で来た。



それだけ言って佐久間は部屋から出た。
あなた
え……
阿部亮平
それで、今日はどうしてここに?



医者みたいに、聞いてきた。
あなた
あの、佐久間から貰った資料について聞きたくて……



その事を言うと、阿部は少し黙って。




パソコンを起動させた。
阿部亮平
最近。調べてるとさ、Speransaの真の目的が書かれたデータを入手できた。



阿部が映したモニターを見ると、






「SSKR-4 制服計画」







と書かれてあった。
阿部亮平
このデータに書いてある対象の人物と、
宍倉あなたの下の名前が完全に一致したんだ。



その計画はざっくり言うと、私を洗脳させ、世界を壊す




でも私にそんな力があるわけない。
あなた
私に、そんな力……



少し苦笑して言った。





そしたら阿部が1冊の分厚い本を開いた。


阿部亮平
でも、この本に載ってるんだ。「昔から受け継がれたクローンを作る実験」
今もこの辺で続けられてるそう。



阿部は本の一部分を見せて言った。





本を見ると、この機械。どこかで見たことがある。


あなた
つまり、その実験はSperansaで行われていて、私は誰かのクローン……?



阿部は本を閉じ、じっと私を見た。
阿部亮平
……否定はできない。

私は胸がギュッとなった。





もし、私が、違う人の私だったら……






どんな事を思えばいいだろう。


阿部亮平
そのクローンはとてつもなく強い力を持っている。その手が悪用されたら、ただ事じゃない。



深刻そうな目で下を向いた。
あなた
でも、私そんな力今まで見たこと……
阿部亮平
さらに、Speransaの本部から、あなたの下の名前に対抗する、新しいエネルギーが発生したんだ。
阿部亮平
そのエネルギーが、あなたの下の名前を混乱させるものかもしれない。



自分のこと、何も分からない。



あなた
……それを止める方法はないの?


阿部はモニターを指さした。
阿部亮平
これ。



モニターを見ると、有名な殺し屋、timeleszのトップ。





菊池風磨の写真だった。

あなた
timelesz……
阿部亮平
timeleszが薬を操る有名な殺し屋なのは、知ってるよね。



そして、クリックして出てきたのは



謎の花の写真だった。
阿部亮平
この花があれば、このエネルギーを沈められるかもしれない




この花の薬は、どんな病気や怪我でもすぐに治るらしい




この花を栽培してるのは菊池風磨だけということも

阿部は把握していた。





彼に聞くしか、今できる方法はないってことか……
あなた
分かった。教えてくれてありがとう
阿部亮平
うん。
俺とはそのリングで通話できるから。



私は頷き、部屋を出た。



来た道を戻る。




私がもしクローンだったら……





私の力がもしSperansaに悪用されたら……









考えることは全て、自分を知らない私の事だった。






地下1階。リビング。






向井康二
そういえば、あなたの下の名前と自己紹介してないよね



と、向井が声をあげた。
ラウール
確かに。お互い知ってた方がいいでしょ




ラウールも違う部屋から来た。






そしてみんなが長いソファーに座り、自己紹介を始めた







岩本照
じゃあ俺。岩本照です。
A班リーダー担当、よろしくお願いします



渡辺翔太
……渡辺翔太。
B班リーダー担当、よろしく。



SnowManには班があるんだな……



すると阿部が
阿部亮平
ちなみにあなたの下の名前はB班に入ってもらうよ


B班ってことは……リーダーは渡辺か
あなた
はい。
佐久間大介
……佐久間大介。C班リーダー。




向井康二
俺は向井康二です!
A班、潜入担当です!よろしくお願いします!





潜入▶︎普段街を歩き、街の異変を阿部に伝える




ラウール
僕はラウールです。
B班と潜入担当になりました。
よろしくお願いします!





深澤辰哉
俺は深澤辰哉!
C班と、潜入担当やってます!
よろしくお願いします!




そして、見たことない新しい人。
目黒蓮
……目黒蓮です。
A班、長距離担当です。よろしく




長距離▶︎戦いの際、長距離の相手に対抗する人。
相当な技術の持ち主。
宮舘涼太
はい。宮舘涼太です。
C班と、長距離担当。よろしく



だからあの時、練習してたんだな……
阿部亮平
じゃあ。阿部亮平です。
情報と医療担当。よろしくね




そして、みんなが私を見た。
あなた
あ、私は宍倉あなたの下の名前です。
B班になりました…よろしくお願いします



みんなが微笑んでくれて、安心した。





そして、阿部がリビングのテレビをつけた。




阿部亮平
早速だけど、作戦会議もしよう。



全員の目が何か違う目になった。




本気の目……というか……











何かを守る目、だった。

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