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第5話

初めましての恋人
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2026/02/16 07:50 更新
彼は興味深いものを見るような目でこちらを見ている。

めっちゃジロジロみてくるやん、、



「流星と付き合うって、ほんま?」


んー、そう言われるとは思ってたけど、、

なかなか上手く言葉にできない。

「まあ、そんな感じ」

とりあえず肯定する。藤原は驚いているようだ。

「やっぱりほんまやったんや。なんでそんな急なん?流星と面識なかったやんな」

「まあ、人の心はわからんもんやろ?」

「てことは、一目惚れってやつか?」

「まあ、そんな感じ」


曖昧な感じで答える。藤原は何か考え込んだような顔をした。

「いきなりこんなこと言うんあれやねんけど、、

「なに?」

「んー、、流星のこと本気やなくて遊びとかノリとかで付き合うんやったら、、やめてあげれん?」




意表をつかれたおもいで藤原をみる。連中にやらされたことを既に知られているのか?
でも、クラスの特定の男子しか知らんはず…
いじめも絡んでるし、SNSにあげたりはしないだろう。

「なんで、そう思うん?」

「んーーせやなぁ、、俺、冷たそうとかよく言われるんやけど。まあ実際そうしてるし。やけど、流星のことだけは大切やねん。できるだけ流星には傷ついてほしくないんやわ。告白されたーーって言ってたからつい探しに来てみたんやけど、、あんまり流星のこと好きやなさそうやし」

言葉につまる。でも、何か言わんと


「そんなん、分かるん?」

「わかるわ。西畑、俺とよう似てるからな。なんか冷めとるし。普通さ、一目惚れの人の話する時ってもっと色んなもんが顔に出るやろ??やのに、ぜんっぜん顔に出てへんし、、むしろめんどそうに見えるわ」


思わず藤原を見つめた。

嘘ってこと、言った方がええんかな、、

『最後に3つ目、好きにならないこと』

大西くんも、俺が本気じゃないことには気づいてるんや。だからこそ告白に応じたのだろう。

藤原くんには、条件のこと話してないんかな。
そんな感じする。


「とにかく、今日の放課後大西くんと話すから。話はまた今度でいい?」

「あぁ、おう。」

はぐらかすように言う。

「あの、さ。一応自覚あるんやけど、会って急に変なこと言ってごめんな。俺めっちゃ変な人やわ今。でも悪いやつじゃなさそうやし、流星のこと傷つけたりせえへんよな。ほんまごめん。ちょっと話してみたいと思ってたのもあったし、」


下手な作り笑を浮かべる。

「あ、あぁ。そっか、じゃあ目的は果たされたってことでいい?」

「おう。あ、連絡交換しようや。それぐらいはええやろ。」


俺はガラケーなのでとりあえずメールアドレスを交換すると彼は去っていった。



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