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第2話

2.手紙の返事
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2024/03/10 13:20
浜辺の小瓶の中に入ってた手紙の返事どうしようかなぁ…?
(なまえ)
あなた
うーん…住所はこれだろうけど、
どこ?ここ
(なまえ)
あなた
外国なのは馬鹿な私でもわかるぞ!
(なまえ)
あなた
けど…場所が
ばあちゃんちに戻って手紙を見つめる。けど、やっぱり英語が読めないからどうにもできない。
(なまえ)
あなた
せ…せん
(なまえ)
あなた
…センジュ!
(なまえ)
あなた
センジュなんて街聞いたことないし…
なんか外国っぽくないなぁ
(なまえ)
あなた
ま、いっか!
手紙は何で出そうか迷ったが、部屋にあったシンプルなレターセットで送ることにした。
(なまえ)
あなた
えっと…
ATTO様
日本住まいの私で良かったらご協力させて頂きたいです。街の静けさを解決したいということですが…なにかあったのでしょうか?
もし危険なことに挑もうとしておられるのなら、怪我だけはしないようにお気をつけください。 住所は日本の蒼美(そうび)半島です。  あなたの名字
(なまえ)
あなた
…なんか厨二臭いなぁ
(なまえ)
あなた
ていうかこのあっと…さん?って人はなんで日本語かけてるんだろう?
(なまえ)
あなた
外国に住んでる日本人とか?
(なまえ)
あなた
勉強したんなら偉すぎる!
ここの島は本州から離れているから2日に1回郵便局の人が船で手紙を取りに来たり届けたりしてくれる。夏休みだと毎日来てくれる日もあって都合がいい。
(なまえ)
あなた
よし…ここのポストに入れてっと
(なまえ)
あなた
これで完璧!
暇になったのでセンジュという地名を調べてみることにした。
(なまえ)
あなた
…??
(なまえ)
あなた
え、東京しか出てこない
(なまえ)
あなた
読み方違ったのかなぁ…
でもスペルはあってるから届くよね!
その時の私はなんとも思っていなかった。検索した時にセンジュという地名が現在は存在しなかったことを。その人がスラスラと日本語をかけていたことを。あたかも、日本に届くということを分かっていたように書かれていたということにも気づかずに。
〜2日後〜
(なまえ)
あなた
そろそろ返事届くかなぁ…?
夏休みなのでのんびりと起きてベッドの上でごろごろするのが日課になりつつあったが手紙は気になるので見に行くことにした。
(なまえ)
あなた
ポスト、ポスト…
(なまえ)
あなた
あっ!なんか入ってる!
ポストを開けて中を見ると…
(なまえ)
あなた
えっ…
(なまえ)
あなた
また小瓶?!
(なまえ)
あなた
普通の手紙も小瓶で出すタイプの人なの?!
(なまえ)
あなた
は、初めての体験だぁ…
中身を早く見たかったけど誰かに見られたら嫌なので部屋の中で見ることにした。
(なまえ)
あなた
えっと…
あなたの名字様
まずはありがとう。
こんな怪しすぎる提案に乗ってくれたこと、深く感謝します。私はしがない農民なんですがどうにも最近みんなの様子がおかしくて…王が何かをしでかしたのでは無いかと思ってるわけです。
小さな小さな国ですからあなたの名字さんが調べても出てこないとは思います。
でもまずは色々欲しいものがある訳でして…色んな植物の種が欲しいんです。
第1任務…お願いできますか? @ATTO
(なまえ)
あなた
種かぁ…
蒼美半島はあまりみんなに知られていない島ではあるけど、植物の栽培は盛んだ。
(なまえ)
あなた
夏の野菜とかで良ければ
種取ってくるかぁ!
その後はばあちゃんにお願いしたり島民の人にも挨拶して色々種を恵んでもらった。そのまま、封筒に入れてまた手紙を出した。
(なまえ)
あなた
今度の返事は何かなぁ…

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