第2話

『1』🐈‍⬛
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2025/01/28 21:47 更新
あれからどのくらい眠っただろうか…
あなた
(んん………あれ…
ベッド硬い…………)
あなた
(……………!?
私なんでここで寝てるの!?)
完全にやらかしたと思った。
まさか…大人になって…
残業で疲れ果てた挙句、公園の遊具の中で寝るなんて…
恥ずかしいことこの上ない………。
あなた
(早く家に帰らないと……家族に心配される……)
そう思って私は動こうとしたが……
なんだ?身体が……いつもと感覚が違う…

あれ、視野ってこんなに狭かったっけ?
視力落ちた…?

…あれ、なんか、手の感覚が変な気が……。
あなた
(!?…え?私今幻覚でも見てるの?
ついに頭イカれた!?)
私の目に映っているのは…自分の手。
そう、自分の手のはずなのだ。

なぜ自分の手を見ているはずなのに、
動物の手が見えるんだろうか。
ついに、残業しすぎて頭がおかしくなったのだと
私は悟った……。



いや待てよ、さっきから外で私が喋るたびにニャーニャー鳴いていると思っていたけど…まさか……

嫌な予感がして、声をまた発してみた。
あなた
(あーーーーー!)
…………これ、私猫になってる!?
ニャーしか言えない!

まずい、まずい、まずい!!!
親になんて説明を……どうしよう!?

とにかく家に戻ろう!!


――数十分後――

家までの道のりってこんなに時間かからないよ…
猫になったことによって…歩幅が………。


ようやく家についたけど………
どうやってこれ入るの?

ドアノブに手が届きませんけど……。



あたふたとドアの前うろちょろしていると
元気な声が聞こえてきた。
????
行ってきまーす!
その声のあとにドアから現れたのは……?

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