カフカside
日が落ち始めた頃 , 俺達"新人防衛隊"は
保科さんの元で 訓練を受けていた … (
『 お疲れ様でしたァァ ーーーー !! 』
保科さんの一言で各々休憩や自主練へと意識が向かい始める。
念を押すように , 「太りますよ」と付け加えられた。
若くて肌も健康的な( 羨ましい )後輩に言われては
反論出来るはずも無い 。( 悔しい )
渋々 自主練に向けて重い足を動かそうとすると 、
「 救急班 」と書かれたボードが貼ってある
部屋の前で保科さんはそう言う 。
そして前の部屋からは 「 バァァアァァ ーーーーーーーーーーーーーーーー ン 」
という破壊音が聞こえる。
ん …, ??? 俺らは救急班に来てンだよな
バーン てなんだ , バーンて ...,, ※ 破壊音です 。( 死 )
分かる , 分かるぜ伊春 、、... ( 思考放棄 )
顔が引き攣る新人組を置いて ,
保科さんは「 コンコン , 」と丁寧にドアをノックし , 入って行く 。
そう言うと 保科さんの隣に鈍器が飛んで来て ,
保科さんはそれを難なくキャッチ (
……… なんで鈍器が飛んでくンだよおかしいだろ( 正論 )
鈍器が飛んで来た方向を見ると1人の女性が 。
いやアンタの方が常識無いだろ …, ( 正解 )
◇ 片岡あなた
◇ 救急班
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。