第10話

10話 chapter4 待ってた
1,149
2024/10/30 09:00 更新
あなた
んー!!楽しかった!湊今日はありがとう!!
不破湊
なぁ、少し話があるんやけど、
あなた
いつもの自信満々な声と違って、どこかためらってる感じがした。
不破湊
最近、あなたちゃん、持さんと一緒におったやろ、?
あなた
うん、
不破湊
あなたちゃんが、ほかのホストに夢中なん見て、正直めっちゃ嫉妬しとるんよね、。
あなた
、、、!
不破湊
俺な、ずっと余裕ぶってたけど、ほんとうはめっちゃ焦ってたんや。あなたが、俺から離れていくのが、怖かったんよ。
いつもクールな湊が、こんな正直なんて、思いもしなかった。湊は、わたしをゆっくり見つめなおした。
不破湊
あなたには俺の隣にいてほしい。、、あなたが、俺の横にいてくれるから、俺もカッコつけてられるから。
湊の声は震えてた。
不破湊
なぁ、俺のこと、、まだ好きでいてくれへん?ほかのホストに行かないで、俺だけ見ててよ
不破湊
これからも、ずっと、俺のそばにいてほしい
彼は少し顔を赤らめながら、真剣な目で言った。
不破湊
、、、あなたのこと、本当にすきだよ。だから、俺と付き合ってください、!
いつもクールでかっこいい彼が、こんなに、素直に、不安そうに言うなんて。
私は一瞬息をのんだけど、
あなた
私も、湊のことずっと好きだよ!
私がそう言った瞬間、彼は驚いたように笑って。
それを見て私の心は締め付けられてしまう。
付き合い始めてから、時々湊のホスクラに行くようになった。
あなた
(わぁ、湊相変わらず人気だなぁ、、、)
最近、湊のちょっとした変化に気づく。
不破湊
今日も来てくれたん、?ありがと!
いつも通りの、余裕たっぷりの声で彼は私に言う。
不破湊
危ない目にあってほしくないから、、俺に連絡して?迎えに行くから
あなた
心配しなくても大丈夫だよ?(笑)
不破湊
俺がよくないねん、、もぉ、、、
あなた
湊、今日も忙がしそうだね、大丈夫?
不破湊
あなたの顔見たら、元気もらえたよ、来てくれてありがとうな!ほら、休んどいてええよ?
前まではこんな風に言葉をかけられることもなかった。むしろ、他のお客さんには同じようなセリフを冗談交じりで使っていたはずなのに、今は私に向けられた言葉には明らかに特別なニュアンスが込められている。
不破湊
もうちょっとこっちおいでよ
さりげなく、彼は私を引き寄せる。
適当にホスト
湊さんなんか変わりました??
不破湊
えぇ?俺はなんも変わってないで、、!
適当にホスト
あ、じゃあ一回抜けますね、失礼します!
不破湊
…ここじゃあんまり言わんけどな、俺、ほんまあなたにだけは特別やから。分かっといてや。
あなた
、、、//////
別の日、湊の人気を実感する、ちょっとした事件が起きた。
被りの姫
ちょっといい?
あなた
なにか、、?
バシャッッッッッ‼︎‼︎
あなた
!!!!!
私の顔に、お酒がかけられたこと。
被りの姫
湊の前で、調子に乗ってんじゃないわよ、アンタみたいなやつが!!!何様のつもり?!(腕を引っ張る)
不破湊
おい、なにしてんねん
気づけば、私の腕を引っ張っていたその子の手を、湊が掴んでいた。
被りの姫
湊君、違うの!私こいつが調子に乗ってるから、、!
不破湊
関係あらへんやろ。ここはみんなが楽しむとこや。そんなことしたら俺、ええ顔できへんで。
被りの姫
でも、湊君、、!
不破湊
もうええから。今日は帰ってくれ。
被りの姫
チッ
湊は私に向かって優しい声で
不破湊
大丈夫か?びっくりしたやろ。
あなた
(涙目)
あなた
…うん、びっくりしたけど、湊が守ってくれたから…ありがとう。
不破湊
ごめんな、こんなことに巻き込んで。
湊は私の肩に手をまわして。
不破湊
外、出ようか。こんなとこおったら、落ち着かんやろ。
不破湊
はい、これ飲んで落ち着きな?
あなた
あったかい、、ありがと。
あなた
湊、助けてくれてほんとにありがとう、
不破湊
当たり前やろ。あなたが傷つくの、俺がいちばんイヤやもん。
あなた
あの子、私のことすごく睨んでて…。怖かった。
ぼそっと湊に不満をこぼした。
すると湊はゆっくりと私の頭に手を置き、優しく撫でてくれた。
不破湊
あんなの、気にせんでええ。あなたが怖がる必要なんてないんや。俺がここにおるんやから。
そのふわっとした声と温かい手の感触が、私の不安を少しずつ和らげていく。
あなた
湊がいてくれるだけで、安心するよ…(笑)
不破湊
ほな、それでええやん(笑)
不破湊
もっと甘えてええで。俺はいつでも、あなたの味方やからな
気が付いたら私は湊にぎゅっと抱きしめられてた。
不破湊
あなたのこと、大事に思ってるんやから…これからも、ずっと俺が守ったる。
あなた
うん、ありがと、。
私も、湊をぎゅっと抱きしめ返した。
 
                                   chapter4 待ってた end

プリ小説オーディオドラマ