第5話

No.4 動き出す歴史の歯車
15
2025/10/11 08:00 更新
千春たちが眠りにつく真夜中。
家康はろうそくに明かりを灯し静かに筆を走らせていた。
それは義元を裏切って信長のもとにつくという決心の文だった。
徳川家康
徳川家康
わが国はいつまで他の旗のもとで暮らしていくのだろうか…
義元は大義を語り、天下を夢見ていた。
しかし家康の心には「三河の民を救いたい」というもっと静かな願いがあった。
その時、義元は着実に信長を討つ準備を進めていた。
これが世にいう桶狭間の戦いの幕開けなのだった。
だいき
だいき
ZZZ…
千春
千春
あんたいびききうるさいわよ
だいき
だいき
うっせえっこっちは気持ちよく寝てんだよ!
千春
千春
はいはい
そんなことはまだ知らない千春たちなのだった。

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