バレーは『繋ぐ』スポーツである
誰かから聞いた言葉で、その言葉は私に強く突き刺さった
全国への切符を賭けた大会で
私の学校、私のチームは負けた
私のせいだった。
あの時手を滑らせていなければ
あの時ポールに手が届いていたら
そんな考えが頭でいっぱいだった
チームのみんなは、泣いていた。
最後の大会で全国へ行けなかったのだ、当然だった
私は一人一人に『ごめん』と腹から声を出して謝った
みんなは‥‥‥大丈夫だと苦笑いをしてくれていた
けれど私は
罪悪感で押しつぶされて夏休み明けの学校に行けなかった
中学には進学ぐらいの頻度でいき
無事と言えるかわからないが進学できた。
私の通う高校は〔音駒高校〕だ。
県外の高校だった、
もし地元の高校に進学していたら
罪悪感で押しつぶされていたのかもしれないから
ーあなたの名字 あなたー
中学⇨北川第一中学校
意外と打たれ弱い
ポジション S
月刊バリボーで一度掲載されたことがある












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。