第3話

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2025/09/28 13:22 更新
星街すいせい
ここが私のアジト。
あなた
………。
少女は立ち尽くしていた。
休む暇もなく、働く者達。それを指示する者。全体で少なくとも、50人以上はいるだろう。
すると、遠くからスーツを着た女が、少女の所に走ってきた。
???
ボス、お帰りなさいませ!……失礼ながら、そちらの女の子は…?
星街すいせい
…あなただ。さっき拾った。
???
え、ひろ…拾った…?
星街すいせい
この子に服とか生活用品を用意してやれ。部屋は私のところにする。
???
は、はいっ…!
そう言って、女はアジトの奥へと走って行った。すると、少女は恐る恐る口を開いた。
あなた
えっと…あ、あの…
星街すいせい
ん?どうした?
あなた
な…名前…
星街すいせい
あぁ、名乗っていなかったね。
星街すいせい
星街すいせい。ここ…星街組の組長、ボスのようなものをしているよ。
あなた
ボス……
星街すいせい
ボスだなんて、すいせいって呼んでよ。
あなた
す…すいせい…さん…
星街すいせい
そ。じゃあ、あなた、雨で濡れているだろう?風呂に行こう。
あなた
…はい。
すいせいは少女の手を引いて歩いて行った。
その様子を見ていた他の者は、珍しそうに、微笑ましそうに目を向けていた。







星街すいせい
ここが風呂だ。
あなたが連れて行かれたのは先程の場所とは打って変わり、沢山の部屋がある場所だった。
すいせいはその中の一室の扉を開け、少女を中に入れるように促した。
星街すいせい
中は大浴場になっている。男女分かれているから安心してくれ。
星街すいせい
早速入ろう________
すいせいの話を遮るように、一人の白い狐の少女がやってきた。
???
ボスじゃないですかー!奇遇ですね、こんな時間にお風呂です…か、って…え?その女の子は一体…?
星街すいせい
あぁ、フブキか。この子はあなた、さっき拾ってきたんだ。
フブキと呼ばれた少女は、顔を輝かせ、すいせいに返答した。
白上フブキ
そうなんですか!可愛らしい女の子ですね!ボスがそのあなたさんをお風呂にいれるって事ですね!
星街すいせい
あぁ。そういうことだ。
あなた
………
急な人物の登場と、繰り広げられている会話にあなたは少し困惑した様子を見せていた。
白上フブキ
ですが、ボス…この後、取引先の方がやってくるはずでは…?
星街すいせい
そ、そうだったな…私とした事が……
すまない、フブキ。あなたを風呂に入れてくれないか?
白上フブキ
任せてください!
誇らしげに言葉を放つフブキを見て、すいせいはほっと息をついて安心した。
そうして、背を屈めてあなたに目線を合わせた。
星街すいせい
あなた、フブキは敵じゃない、良い奴だ。安心してくれ。
星街すいせい
風呂に上がった頃には、私も仕事が終わっているだろう。
その時まで待っていてくれ。
あなた
……はい、わかりました
「良い子だ」とすいせいはあなたの頭を撫でた。
星街すいせい
それじゃあフブキ、あとは頼んだ。
白上フブキ
はいっ!
フブキは快く返事をして、歩いていくすいせいを見送った。
白上フブキ
では、あなたさん!お風呂に入りましょう!白上は決して変な事をしないと誓います!
あなた
……わかり、ました…?
白上フブキ
ふふっ、白上の事はなんで呼んでもいいですからね!
あなた
ありがとうございます、フブキ…さん。
少しでも心を開いてくれたあなたの様子に、思わずフブキは笑みが溢れた。
そのままフブキとあなたは風呂場に入って行った。







星街すいせい【星街組・組長】
ボスという愛称で親しまれている。若くから組長にまで上り詰め、実力や功績などから全組員から信用、信頼されている。
三人称視点激ムズすぎる。

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