第4話

Quatre
44
2025/03/31 01:55 更新
夕暮れ時を過ぎた夜7時頃。
警察官
少し長引いてしまいましたが、ご協力ありがとうございました
アンジュ
ええ。何か手がかりが見つかればよいのですけれど
ジャブロ
そうですね。
要人
役に立てたのならなによりだ
料理人
怖いわぁ~・・・
各国の要人
そうだな。
アンジュ
ヴァレリー、帰りましょう
ジャブロ
そうだな、今夜は帰るのにも遅い。ホテルにでも泊まろう
アンジュ
いいわね!それ!!
ジャブロ
では、私たちはこれで
アンジュ
ありがとうございましたわ
フルール通りをまっすぐ進むこと15分。
ジャブロ
さぁ、着いた
ジャブロ
ホテル「コンステラシオン」だ
アンジュ
ずいぶん大きいのね
ジャブロ
会員制のホテルなんだ
ジャブロ
以前『仕事』で来たときに会員登録したんだ
アンジュ
そうなのね!早く入りましょ!!
ホテルマン
どうぞいらっしゃいました
ジャブロ
2人だ
ホテルマン
『ご職業をお伺いしても?』
ジャブロ
『ただの清掃員だ』
アンジュ
『高級ホテル専門のね』
ホテルマン
こちら、ルームキーでございます
ホテルマン
「うお座のフロア」をお使いくださいませ
ホテルマン
当ホテルはフロアごとのご宿泊となっております
ホテルマン
どうぞごゆっくり・・・
アンジュ
ありがとうございます!
ジャブロ
あぁ、ありがとう
エレベーターで最上階である13階、「うお座のフロア」へ到着した。
ジャブロ
ここが部屋だ
ジャブロ
盗聴盗撮される心配はないから安心しろ
アンジュ
ありがと~、ジャブロ
ジャブロ
アンジュはこのホテル初めてだよな
アンジュ
そだよ
ジャブロ
じゃあ説明するな
ジャブロ
このホテルはフロアごとの貸し出しになっている
ジャブロ
基本的に組織ごとだな
アンジュ
うん
ジャブロ
そしてユニヴェール国内の殺し屋組織のランクがそのまま階数になっている
ジャブロ
俺らは最上階だろ?
アンジュ
そうね
ジャブロ
つまり最強であり最凶ってことだ
ジャブロ
そして13は不吉な数字
ジャブロ
どうだ?最高だろ
アンジュ
私たちはもう最高ってことだね~!!
ジャブロ
そうだ。あと、カシュ呼ぶか?あいつもファミリーだろ
アンジュ
そうだね、呼ぼ呼ぼ~!!
午前1時。
カシュ
悪ぃ悪ぃ。ちょいと罪人が暴れちまったもんでな
ジャブロ
大丈夫だ。お前は明日も仕事あるだろ、大丈夫か?
カシュ
おめぇが呼んだんだろ・・・、まあいいさ
カシュ
署長が「こんな大変なことがあったんだ。明日は昼食会に関わったメンバー全員有給だ。署長命令だから有給減らんぞ」って言ってくれたんさ
アンジュ
最っ高じゃん!!
ジャブロ
その手に持っている物はなんだ?
カシュ
あぁ、酒とつまみ買ってきたんだぜ
カシュ
今夜は飲もうぜ!!!
アンジュ
いえーーーい!!!
ジャブロ
(いつまで経っても、この笑顔は変わらんな)
ジャブロは少し赤面しながら、ふっと微笑んだ。
ジャブロ
(この笑顔、いつまでも守ってあげられるだろうか)
カシュ
おらよ、飲もうぜ!
ジャブロ
ちょ痛えって!
アンジュ
んふふ
アンジュ
楽しそうで何より
アンジュは手に持っていたワインをポンッと開けると、グラスに注ぎ始めた
アンジュ
せっかくの上等なワイン、美味しいうちに飲まなきゃもったいないよ

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