⚠️グロ注意⚠️
ドスくんは目をまん丸にして僕をじっと見つめている。それから少し経つとドス君らしくない、大笑いをしてから笑顔で僕に言った。
貴方は本当に大馬鹿者です。昔から何一つと変わりません。ですがそんな貴方を僕も昔から愛しています。
あ、愛してるなんて…//ドス君ったら大胆だな!!
じゃあ僕ら付き合……
僕は付き合おうと言いかけた時ふと疑問に思った事をドス君に問いかけた。
……ドス君…でも君前僕と話した時、僕らが初めて出会ったのは君が転校してきた日と言っていたじゃないか…?
…………まだ思い出しませんか…?
ドス君が悲しそうな表情で僕を見つめる。
絶対に何処かで出会った事がある。
……でもどうしても思い出せない。
するとドス君は僕の頬に手を添え、耳元で
貴方が僕との思い出を全て思い出すまで僕は待ちます。それまでお付き合いはお預けです…。
ニヤッと君は意地悪な笑みを浮かべながら言った。
するとドス君は僕から離れ死体処理を始めた。
……僕も手伝うよ!!
……ですがゴーゴリさん、犯罪行為を手伝ってしまうと、警察さんにもしバレてしまった場合貴方まで
処罰の対象になってしまいますよ?
………別にいいさ…!!だって僕はドス君の事を
愛しているからね!!
好きな人の事は手伝ってあげたくなるじゃないか!!
…これからは僕も手伝うよ!!
そう僕は言い死体になった友達の胸に
勢いよくナイフをもう一度刺した。
僕らはそれを解体して袋に詰めて
人目のつかない場所に埋め隠した。
ドス君は血だらけの服を脱ぎ新しい替えの服に着替え、一緒に手を繋いでそれぞれの家に帰った。
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。