今日から体育大会の練習開始が始まる
種目は「徒競走」「クラス代表リレー」
「大縄跳び」「綱引き」
このあたりがメインだ
他にもいくつかの競技がある
(前回参照)
そんなことを考えながらあやめ達との待ち合わせ場所に向かう
後ろからふぶきが肩をたたく
思い出すだけで腕が疲れる
ふぶきはどこかうれしそうだ
ふぶきはそう言って顔を少し下に向けた
少しだけ沈黙が続いた
あやめがなかなか来ない
正直少し気まずい…
「5分後」
あやめが後ろから肩を叩く
結局乗る予定の電車は行ってしまった
あやめは髪の毛を後ろで結んでいた
何年も姿を見てきたがこんな髪型は初めて見る
そういえば今日から練習が始まる
あやめは自信なさげにそんなことを聞いた
朝もこれをセットしてたから遅れたのだろう
そう告げてあやめに背を向ける
このセリフを言った後に向かい合ってられるか?
髪型を変えただけであやめはいつもと違う雰囲気だ
3人ともどこかぎこちなく駅に向かって歩き出した
次の電車は学校にギリギリ間に合わない時間だ
あの日以来ずっと遅刻はしてないのだ
今更する訳にもいかない
内心焦りながら電車を待つ
ホームの向こうからみこが駆け寄って来る
なんでそれでいいんだよ…
俺も冗談っぽく言う
本気で怒ってなどいない
あやめは目を大きく開けて俺を見ている
ふぶきまでもがそう言う
俺のことをどんな目で見てたんだか
電車はホームルームが始まる5分前に駅に到着した
みこは余裕の風格だ
もしかしたら近道を知ってるのかもしれない
ホントだよな
今溜めた時間返せよ
その時間が後に遅刻に繋がるかもしれないだろ
フォロー入れなくていいんだよ!
その情報ホントか……?
先生もみこに呆れてるだけなんじゃ……
こんな話をしてるうちにホームルームまで後3分になった
そろそろ走らないとマジで間に合わない
そうかもしれない
そんな気がしてきた
あやめも歩くんかい
ホームルームまであと3分。
俺の真横でふぶきも走ってる
俺よりも荷物が重たそうだ
校門が視界に入り始めた
が
それと同時にふぶきが横でバランスを崩しかけてるのが視界に入った
ふぶきが俺の前に倒れかける
頭よりも先に体が動いたのだろう
俺の両手は倒れかけるふぶきの体を支えていた
言われるまで気づかなかった
俺の右手はしっかりと掴んでいた
後ろから支えたからそうなってしまったのだ
手に柔らかい感じがした
悪気はないんだよ
ちょっと気まずい空気が流れた
慌てて話題を変える
あと2分ほど時間はある
ふぶきはそっぽを向いてしまった
結局その日は2人揃って遅刻した
そして堂々と遅れてあやめも来た
みこのそんな声が聞こえた気がした
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しばらく投稿してなくてすいません!
リアルが忙しかったの一言に尽きます…
申し訳ないのですいちゃんの小説も更新しました
え?中等部忘れてる?
もうちょっと待ってて……
絶対更新しますから!
あと!夢主が握ったのはふぶきのなんなのか…
想像に任せます
(もちろん手ですよ……)
そういえばタイトルの内容全然関係なかったね…
そんな感じでまた不定期で現れます!
じゃっ!
※百鬼あやめ様のポニーテール姿の立ち絵は
かぐらなな様のイラストを使用させて頂いてます

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。