あなたの下の名前はゾルディック家へと着くと早速特訓場所へと連れてこられた
あなたの下の名前の目の前にはミルキの試作品だというまるで理科室に置いてあるような人型の模型が一体
その様子をミルキの部屋でイルミとミルキは見ていた
スピーカー越しにイルミの声が届く
どうやら遠隔で会話ができる仕様の部屋のようだ
ミルキは横に立ち、画面を見つめるイルミに問う
ミルキを合図に模型が動き出し、あなたの下の名前を追いかける
それに負けじとジョ◯マンの◯谷ばりに叫びながら逃げ回るあなたの下の名前
しかし、中々のスピードで迫ってくる模型にあなたの下の名前は泣きそうになる
初手から全速力で逃げているせいか、息もすぐに上がってくるあなたの下の名前
操作しながらスイッチの入ったミルキにマジギレするあなたの下の名前
容赦なく追いかけてくる模型から逃れようと右往左往するが、スピードで負けそうになる
瞬間、模型の体から鎌が飛び出しギリギリであなたの下の名前はそれをかわす
あなたの下の名前が抗議するとすかさずミルキが答える
そんなものは聞いてないともはや君付けを辞め、呼び捨てで怒鳴るあなたの下の名前
しかし、その間にも次々と斧やら鎌やらで攻撃は続く
つまらなそうにするミルキにイルミはいや、よく出来てると褒める
逃げながら考えていると、あなたの下の名前は一度呼吸を整えるため立ち止まる
ミルキの言葉を無視してまだ呼吸を整えているあなたの下の名前
そして模型が近づいた瞬間、指を鳴らした
一瞬、動きの止まる模型
その間に距離を取りまた動き出した模型から逃げ回る
あなたの下の名前を追いかけてはいるが、明らかにあなたの下の名前への攻撃が模型自身に返っている光景にミルキは驚く
キレるミルキとは反対に、イルミはそういう事かと納得する
そして逃げることに専念しているあなたの下の名前を見つめると、ミルキの部屋を出て行った
攻撃が自分へ返っているにも関わらず、あなたの下の名前への追跡が衰えることはない
簡単に止まる仕様ではないのだろうとあなたの下の名前は理解する
ミルキの操作で再びスピードが上がる模型
あなたの下の名前も合わせるようにスピードを速めるが、やはり限界か、息もしづらくなり、足がもつれ始めた
それと同時に転び、倒れてしまう
あなたの下の名前が目を閉じると、転んだあなたの下の名前の足に模型の伸ばした手が触れるか触れないかで停止した
いつの間にか自分の元へと来ていたイルミに驚くあなたの下の名前
中々立てないあなたの下の名前を抱え起こしてやると、あなたの下の名前はそのまま体をイルミに預ける
イルミはスピーカー越しにお礼を伝えるとあなたの下の名前を抱え、ひとまず訓練場を出た
抱えられたあなたの下の名前をイルミが部屋へと連れて行くと、自分のベッドへと寝かせる
寝かせたあなたの下の名前の横に座り、感想を聞く
あなたの下の名前は少しずつできる呼吸に体が落ち着く
あなたの下の名前は首だけ動かし、イルミを見るといつものポーカーフェイスであなたの下の名前を見下ろすイルミ
あなたの下の名前はゆっくりと体を起こし、イルミを見つめるとイルミはあなたの下の名前を撫でる
思い出し、怒りを露わにするあなたの下の名前
イルミは短気なんだから、とあなたの下の名前の頭に手を置く
青ざめるあなたの下の名前にそりゃそうでしょと胸の前で腕を組む
あなたの下の名前は頭を抱える
イルミは少しここで休んでてと言い、部屋を出ていった
仕事から帰ったシルバから早速あなたの下の名前の事聞かれ、さっきの特訓の報告をする
イルミの言葉にシルバもなるほどなと返す
シルバは少し残念そうに答えると、イルミは会いたかったの?と聞き返す
2人は一旦その場を解散する
イルミは仕事があるからとそのまま向かう
イルミが部屋を出ていってから数時間が経った
あなたの下の名前はイルミに1人で部屋から出るなと言われており、少々困っていた
そっと扉を開けると、丁度1人の執事が通りかかる
既に話は通っているのか、イルミの部屋から出てきたこともありすぐにあなたの下の名前だと気付くと丁寧に対応される
執事に付き添われながらトイレへと向かうあなたの下の名前
歩きながらあなたの下の名前は心の中でこう思った
そう、あなたの下の名前の頭には女子あるあるなあの光景が浮かぶ
一緒にトイレ行こ〜から始まり、断ると微妙な空気になるのを恐れ、行きたくもないトイレに付き合わされる無駄な時間
そんな事を思っていると、案内をしていた執事の足が止まる
あなたの下の名前は用を済ませると、外で待っている執事の元へと急ぐ
すると、壁際に立ち待っている執事の後ろ姿と共に見慣れた人物の顔が目に入る
あなたの下の名前は何となく気配を消すようにそっと様子を伺う
イルミに一礼し、先程付き添ってくれた執事が居なくなると、あなたの下の名前はすぐにイルミの元へと駆け寄る
あなたの下の名前は顔の前で手を合わせ謝る
イルミは呆れた様にあなたの下の名前を見下ろす
何故か説教をくらい、しょぼんとするあなたの下の名前
そしてイルミに連れられシルバの元へと向かった
昨日届けを出した事を報告すると嬉しそうにあなたの下の名前を見るシルバ
その横で更に嬉しそうに次は式ね!とはしゃぐキキョウ
静かに頷くゼノと顔を見合わせていた
あなたの下の名前が元気よく言うと、こちらこそよろしく頼むとシルバと、握手を交わす
そしてシルバはあなたの下の名前に少し申し訳なさそうに言う
気を使うあなたの下の名前だが、家族だろう?とシルバに言われ少々照れながらもあなたの下の名前はじゃあ…とお願いする事にした
イルミがゼノの元へと立ち上がると、ゼノはなんだ?と見上げる
ゼノの子供のような反応にイルミは驚く
ゼノは懐かしむようにイルミから渡されたブレスットを付け、代わりに今まで持っていた方を取り出す
処分に困っていると、すかさずあなたの下の名前が声をかける
あなたの下の名前に言われ、よろしく頼むとゼノが預けるとすぐに持っていたハンカチに包む
ゼノに合わせた石を組込んだんだなと、あなたの下の名前はすぐに理解した
そして入籍の報告も済むと、いよいよゾルディック家の人間としての日々が始まった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。