街は太陽の熱で溶けそうなほど日差しに照らせれていた。
私も今にでも溶けそうなくらい暑い。
その改善を促す子達を育てるために私が教師になるって言うね。
まぁまだ免許すら取ってないですけど。
昨日のことなんて忘れたかのように、
平和だなと感じながらも大学へ向かった。
ちなみに私のバイトは塾のお助け役のバイト。
ほとんど小さい子相手だ。小学生とかメイン。
けど夏休みに入ったら、うんとバイトの数を増やすつもりだ。
学費払わないと私が死んでしまう。
ならあの時、私カフェ残らなくてよかったじゃん!!
今日提出かと思ってUSBわざわざ持ってきた意味無い!!
うわ〜人の話聞けばよかった……。
またもや昨日のことを後悔しながら、
自分の性格に嫌気が刺した。
四限が終わり、友達と昼を済ませ、バイトへと向かう。
バイトは主に小学生に勉強を教えたりする。
ヒントをあげたり、丸つけしてあげたり。
解説は担当の先生だが、忙しい時は個別で私が対応する。
決してロリ好きではない。
教えてあげて、「わかった!!」と嬉しそうな顔が
私の生き甲斐なのだ。
夕方頃_______
バイトへの道までに公園がある。
そこの公園にはよく塾生徒が遊んでいる。
私は笑顔で答える。先生と呼ばれるのは嬉しいから。
いい子ちゃんすぎる…。幸せ…。
と生徒達とキャッキャと話していた。
背後から声がした。嫌な気しかない。
恐る恐る振り返る。
なんでロウがいるの?!
仕事しろよ!!
今どきの子は小学生でこんな言葉知ってるの?!
中学生前後で知るべきでしょうな!
私は子供の頭を撫で、バイトへと向かう。
どさくさに紛れて、ロウともバイバイしよう。
はい。さよなら。
そう言われながら、手をしっしっとやられた。
なんだよ、話しかけて、止めやがったくせに。
心の中でロウにそう言いながら、バイトを始めた。
ロウのことは忘れよう。あれはまぼろし。
暑すぎて疲れてるんだ。そうだそうだ。
私は生徒に呼ばれ、説明を始めた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。