私は戦う体勢をとった。
KOZAKA-Cが私に襲いかかってきた。
私は蹴ったり、殴ったり、避けたり。
高校1年生の時。
私は普通の高校ではなく、
ヒーロー養成学校に入学したのだ。
そこで戦うため、訓練を行った。
だけど私には才能がなかった。
そう言われたのだ。1年生の夏に。
まだこれからって時に。
先生は私を思って言ってくれたのだろうか。
ヒーローになるための訓練等々の成績はそこまで悪くないのに。
理解できなかった。
聞いてない。そんな話。親から。え?嘘でしょ。
先生の話に追いつけなかった。
KOZAKA-Cの個体数が増えてきた。
カフェの中に敵らを入れないように動きながらも
倒していく。けど量が多すぎて手に負えなくなってきた。
嫌な思い出がフラッシュバックしながらも
戦い続けた。
友達が叫んだ。
後ろには通常のKOZAKA-Cよりもサイズが3倍くらい大きいものだった。
そう悟った。
そこに高身長の男性が現れ、
グーパンでKOZAKA-Cを殴ったのだ。
ん?なんか見た事ある顔。
オレンジ色の髪に垂れ目…。
同じヒーロー養成学校に通っていた宇佐美 リトだったのだ。
宇佐美はカフェの入口付近に倒れている数匹のKOZAKA-Cを指さした。
宇佐美はそう言って、戦いを始めた。
KOZAKA-Cもヒーローの宇佐美の事をわかって、
矛先を私から宇佐美へと変えた。
友達が私のところに駆け寄ってきた。
私達は室内へと安全な場所に戻った。
友達の言葉に刺さりつつも、何事もないような顔をした。
友達は何も悪くない。私がまた引きずっているだけだから。
窓から宇佐美だけじゃなく、当時養成学校にいた
緋八マナ・赤城ウェン・佐伯イッテツ
小柳ロウ・叢雲カゲツ・伊波ライ・星導ショウ
計8人のヒーローがいた。
KOZAKA-C達は外に多くの個数倒れており。
ヒーローの勝ち。
きっとまた明日の朝もこのニュースだろうな。
友達は荷物をカバンに詰め込んで、急いで行ってしまった。
思いながら、カフェの辺りを見回すと客は一同帰り始めた。
あの戦いがあったらそりゃ帰りたくなるわな。
店員さんと私以外みんな帰ってしまった。
家族や友達の心配や一旦家に帰って落ち着きたいよね
さすがに。
私は資料とにらめっこし始めた。
その時カフェのドアチャイムが鳴った。
聞いたことある声が入口から聞こえた。
懐かしい空気も入口から吹かれて入ってきたようだ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。