第4話

未来は変わっていく
402
2024/08/15 05:22 更新
テスト勉強をして、数学で頭を悩ませていると
いつか出会った黒猫が私の部屋に入ってきた
よお
あなた
ん?あー!あの時の猫ちゃん
やっぱ喋れたんだ!
なんか頑張ってんな。
今まで過去に送り込んだやつの中で
こんなに流れに逆らってるやつ初めて見たわ

そういえば、名前聞いてなかったな
あなた
ああ、私はあなた。
君は?
あ?俺?



えーと、あ!
そうだ。
あのな、お前が好きな男と結ばれる条件を
言いにきたんだよ
あなた
え!?なになになに!?
男の名前なんだっけ
あなた
うっしーっていうよ
うっしーな。

元の世界だと人気の配信者になってるみたいだな
あなた
そうね。
この世界で、配信者になるルートを断ち切れば
お前と結ばれる運命になる。
その世界に踏み込んでしまえば、お前は
元の世界に逆戻り。
あなた
なるほど。
そうだね。うっしー何もいってないけど
奥さん同じ世界の人かもしれないし。
あなた
わかった!

配信者の道を断ち切らせば、私とうっしーが
結ばれるんだ。
でも•••


それでいいのかな。



一抹の不安がよぎる










昌幸
よートド子
あなた
••••この見た目でもまだそれ言うか
昌幸
俺の中ではトド子だし。
そんな会話をしていると、同じ剣道部の女子が駆け寄ってきて、昌幸を叱る
香澄
昌幸!こんなに頑張って痩せたあなたに
なんて事言うの!
みんなトド子っていうのやめたのに!
あんただけだよ!やめないの
あなた
別にいいよ。香澄
昌幸はガキだからいつまでも変わらないし
昌幸
はぁあーー!?
なんだよ生意気なやつ!
あなた
別に傷つかないわけじゃないけど、あんたがそういう言動を繰り返すたびに、私はあんたを軽蔑するだけだから。
昌幸
なっ••!!
あなた
何をしたいか知らないけど
用があればどうぞ
昌幸
〜〜〜!!
なんもねーわ!バーカ!
捨て台詞を吐いて先に行ってしまった。
香澄はため息をついて、やれやれと
肩をすくめる
香澄
あなたが痩せてから、言動がひどくなってきたな
あなた
ふぅん
香澄
本当に興味ないみたいね。
私はとりあえず、これから起こることの対象が待っている。

とりあえずあと少しだけかかるかなー





というのも






女子1
あんた調子にのらないでくんない?
あなた
全くもって身に覚えがない。
女子2
とぼけないでよ!隣のクラスの竹島くんに
告られたでしょ!
私の方が可愛いし、何であんたなんか!
あなた
竹島くんに直接言えばいいじゃん
痩せてからというものの、意中のうっしーではなく男子から告白されるようになったのだ。

そして、女子に絡まれるようになった。


トイレに呼び出され、バケツに水を溜めたものをかけられた。

そうしたらチャンス!

私は水をかけた女子の手首をつかみ逃がさない
あなた
きゃーーー!なにすんのーー!
腹から声を出し、先生がくるのをまつ。

女子2
ちょっ!離してよ!
いたっ
力強っ!
あなた
つめたーーいっ!ひどーーい!!
そして先生が来て、女子2人が叱られる
バケツの水を私にかけたことは事実なので
何も言い訳できず、生徒指導室に連れて行かれる








牛沢
あなたっ!大丈夫か!?
ひでぇ•••。なんてことしやがる
あなた
あーすみません。心配かけて
牛沢
ちょっと待てよ。タオル持ってきてやるから
そうして、タオルを持ってきてもらい
頭をふく。


牛沢
何があったんだよ
あなた
あー•••うーん
なんか呼び出された女子の好きな男子に告白されたのが、気に入らなかったみたいで、こうなりました
牛沢
告白•••されたの?あなたが?
あなた
あーはい。断りましたけど
牛沢
何で?
あなた
好きな人いるんで•••
蚊のような声で言うが、うっしーが聞き返してくる
牛沢
え?
あなた
何でもないですよ。
ありがとうございます。
タオル洗って返しますね



そう言ってトイレから出ていく。

牛沢
あなたに好きな••人。
誰だよそいつ。












教室に入って体操服に着替える

担任の先生に心配されたが
なんも気にしないで大丈夫とかえした。


ハンガーを貸してもらい、制服を乾かす。
昌幸
おい。
あなた
昌幸
その•••大丈夫か?
あなた
••••
昌幸
何だよその顔
あなた
いや、昌幸からそんな言葉聞けるんだなって
びっくりしただけ
昌幸
そりゃぁ•••心配になるだろ
人に水かけられたなんて
普通じゃ、あり得ねーんだから!
髪も濡れてるし••
そうして、昌幸は自分のタオルで私の頭を拭く。
同じ剣道やっているので、力が強い
あなた
わっ!いいって!さっき先輩からタオル貸してもらったんだから!
昌幸
ずぶ濡れじゃん。意味ねーだろ
いいから大人しくしろ。

それと•••
今までごめん。あなた
あなた
は?ごめん?
昌幸が?
ごめんっていったの?
謝れない子だったのに?
昌幸
お前、俺を何だと思ってんだよ!
謝れるわ!
あなた
あははっ!ごめんごめん。
痛い痛い!力強いって!
そういうと、タオルの隙間から
柔らかく微笑んでいる昌幸の顔が見えた。
そんな顔、見たことなくて
私は少し驚いた。










その様子を誰かが見ている気がした




牛沢
あなたの好きなやつって•••昌幸なのか?





その人影はすぐにどこかに消えた

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