「ごめんなさい」
りお
何回聞いただろう
「本当にごめんなさい」
りお
もううんざり
「きっと帰ってくるから」
りお
きっとって言うなら帰ってこないかもね
「ごめんなさい」
りお
、、、
りお
俺、思ったんだ
りお
何回もごめんなさいって言うやつ
りお
きっと思ってないって
りお
思ってるかもしれない
りお
けど、
りお
なんだか思ってない気がしたから
りお
すごいひどいこと言うから、、、
りお
嫌な人は回れ右するか家の階段上り降りして来てね☆
ごめんなさいって
りお
何回言えば気が済むの?
りお
ごめんなさいは一回だけで良い
りお
じゃないと、
りお
うざがられるから
りお
それだけ
りお
じゃ
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第66話 口ではなんとでも言えるよね
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。