♡side
あの日から俺はまっすーとの関係もなくなった
でも、シゲは構ってくれないのは変わらなかった
ずっと寂しいと思いながらもシゲの邪魔しないように、シゲの機嫌を取りながら過ごした
♡「し、シゲ……」
〇「何?今締め切り近くて忙しいんだけど」
♡「そ、そうだよね」
〇「用ないなら出ていって」
♡「ごめん……」
いつもこいう感じでずっと部屋にいる
俺はまっすーに電話した
▽「もしもし?」
♡「まっすー、今日空いてる?家行ってもいい?」
▽「えっ、もう俺そいうのやめたんだけど」
♡「分かってる、ただしばらくそっちで暮らしたいなって」
▽「えっ、どうしたの?」
♡「なんでもない……やっぱいいや」
▽「手越?」
プツッ
まっすーの言葉を無視して電話を切った
寂しいから誰でもいいから慰めて欲しかった
▽side
手越から電話がかかってきてなんか様子がおかしかった
それを小山に伝えた
□「もしかしてまた構ってないのかなシゲは」
▽「そうなの?」
□「わかんないけど、浮気した原因も手越が寂しかったからでしょ?」
▽「確かに、どうする?」
□「( -ω- ) ンー・・・」
プルルル、プルルル
□「あっ、手越からだ」
▽「えっ」
今度は小山に掛かってきた
□「どうしたの?手越」
♡「あ、あのさ〜シゲってまだ怒ってるって言ってた?」
□「いや、聞いてないけど」
♡「そっか……」
□「手越今からうちにおいでよ」
♡「えっ、でも……」
□「前のことはいいから、ね?」
♡「う、うん」
□「じゃあ待ってるね〜」
□「今から手越家来るって」
▽「呼んだの?」
□「うん、だってなんか辛そうだったし」
▽「そっか、優しいね小山は」
□「もーいつになったら慶ちゃんって呼んでくれるの?」
▽「それはしばらく無理かな////」
□「照れてるまっすー可愛い〜♡」
ピーンポーン
□「いらっしゃい!」
♡「お邪魔します……」
□「シゲが迎えに来るまで手越はずっとここにいようね」
♡「えっ?」
□「だって寂しいんでしょ?シゲが構ってくれなくて」
♡「う、うん……」
▽「そのために呼んだんだ」
□「そうだよ!もし、迎えにこなかったらずっと一緒にいようね」
♡「でも、まっすーが……」
▽「俺は別にいいけど?」
♡「2人ともありがとう!」
□「よし、暇だしなんかするか」
♡「あっ、俺……」
▽「どうしたの?」
♡「なんでもない……」
□「絶対なんか言おうとしてたでしょ」
▽「遠慮なく言ってよ」
♡「うん、お腹空いた……」
□「なんだーそんなこと?今作ってあげる」
♡「ありがとう……」
▽「そういえば手越少し痩せた?」
♡「えっ、やっぱわかる?」
□「俺も思った〜」
♡「ここ何日か何も食べてないからかな」
□「えっ、なんも食べてないの?」
♡「うん……シゲご飯作ってくれないし、コンビニで買って食べようとしてもひとりじゃ美味しくなくて食べてない」
▽「ちゃんと食べないと」
□「シゲ最低だね、自分の恋人放置して」
▽「ごめん、俺と浮気してたからだよね」
♡「ううん、その前からだったし」
□「そんな前から!?」
♡「きっと俺だけが好きなんだよ」
この後手越は俺たちとご飯を食べた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。