※ 青水
※ 青桃
※ 三角関係
貴方 は 魔法使いさん 。
その 笑顔 一つ で 、
僕 を 深い 恋 に 落とした ん だ 。
貴方 の 笑顔 には
魔力 が いっぱい 。
その 笑顔 を 見る 度 、
好き な ところ が 増えちゃう ん だ 。
そこそこ 整った 顔 とか 、
たま に 見れる 眼鏡姿 とか 、
頭 いい くせ に 、
悪口 の レパートリー 意外 と 少ない とこ とか 、
暴力男 なのに 、
めっちゃ 力 加減 して くる とこ とか 、
… … 僕 は 割 と あれ が 本気 なの に 。
普段 は うざい のに 、
困ってる とき は ヒーロー みたい に
助けて くれる とこ とか 。
僕 には こんな に 強い 魔法 を
かけた けど 、
他 の 人 には かけない 君 。
僕 は 惚れさせる 魔法 なんて
持って いない けど 、
そんな こと しなく ても きっと
両思い だよ ね?
当たり前 の よう に 、
そう 思って いた の 。
なの に 、 どうして ?
… … 桃色 の 髪 を 持った 彼 が 来て から 、
貴方 は 変わって しまった 。
誰 に でも 笑顔 を 振り 撒く 彼 は 、
僕 から 見て も 魅力的 だった 。
だから、
彼 の 周り に 人 が 集まる のも
何ら 不思議 な こと では なかった 。
でも 、
貴方 まで 僕 の 元 を 離れて 、
彼 に ばっか くっつき はじめた のは
変 なん じゃ ない の ?
僕 に 一方的 に 魔法 を かけた のは 、
貴方 じゃん 。
貴方 の 口 から 飛び 出る 名前 は 、
どんどん 僕 から あの子 に 変わっちゃって 。
貴方 に とって の
僕 の 影 が 薄く なって いく のが
寂しく て 胸 が ぐるぐる して 。
僕 は 、
もう 魔法 とか 関係 なし に
毎日 貴方 への 思い が
濃く なって いって いる のに 。
貴方 は もう 、
僕 の こと なんて 思って いない の ?
彼 も きっと
魔法使いさん だった んだ 。
いふくん と お揃い でね 。
貴方達 は 、
お互い に 魔法 を かけ あっちゃった の ?
魔法使いさん じゃ ない 僕 には 、
もう 何 も 分からない 。
ある日 僕 に 告げ られて しまった のは 、
世界 で 一番 甘い 余命宣告 。
それ を 知った とき も 、
僕 は あんまり びっくり しな かった 。
二人 が いい 感じ なの は
もう ずっと わかり きって いた もの 。
それ に 僕 は 、
彼 の こと を 恨んだり は しない 。
魔法 に かけ られ ちゃった から 。
友達 と して 、
大好き に なっちゃう 魔法 。
親友 の こと 、
恨んだり なんて できない なぁ 。
それ に 僕 だってさ __
二人 を 結び 付けた 内 の 一人 だ 。
だって 、 ないちゃん の こと
応援 してる のは 本当 だし 。
どうしよう も ない くらい 、
二人 は お似合い だし 。
ないちゃん 、
いふくん の こと ほんと 大好き って
言ってた し 。
愛してる あの人 と 、
大好き な あの子 が
くっついて 幸せ に なる なんて 。
僕 に とっても 幸せ な こと の はず だ 。
うん 。
そうだよね 。
間違い 、 ない もん ね 。
なんて 、
笑って あの子 を 彼氏 の 元 に 送り 出す 。
いふくん は あの時 、
僕 の こと どう 思って 居たん だろう 。
僕 も 魔法使いさん だった ら 、
なに か 違った の かな 。
そもそも 、
一度 でも 好きだ って 思った のは 、
僕 だけ だった の ?
貴方 は 僕 の こと 、
好いて いて くれて いた の かなぁ 。
分からない 、 分からない 。
僕 には 。
でも 、だから 、とにかく 今 は 、
喜ばない と 。
親友 の 恋 の ハッピーエンド を 。
ずっと 幸せ で いて ね 、 なんて
心 から 願う 。
僕 は 魔法 が 使えない けど 、
どこか の 魔法使いさん が
変わり に この 願い を 叶えて くれれば いいな 。
そした ら 、
きっと 、 僕 、 も もっと 、
目 の 前 に 一粒 、
透明 な 雫 が 落ちて いた 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!