第14話

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2026/04/05 07:40 更新
苦い味が広がる。
それなのに、体が動かなかった。

触れられているのに、体が拒まなかった。

唇が離れ、彼は笑顔でこう言った。

ホシ「見ーつけた。闇の王女様。」

「...え?」

闇...?

ホシ「悪いけど、もう光の国に帰らないでね。...本来の場所じゃないから。」

笑っているのに、逃げ場がなくなる感じがした。
あなたの体が凍る中、彼は笑いながらよろよろ歩き回っていた。

ホシ「やっぱり怪しいなーと思ったわ。」

彼はまた近づき、あなたの髪を掻き撫でた。
すぐに離すはずなのに、なかなか離れなかった。

ホシ「毛先も灰色だし。」

毛先の色。
それは種族を分ける一般的な方法。
光は白い、闇は黒い、あなたはそう教わった。
まぁいくらでも染めれば隠せるけど。
でもあなたの毛先は特別濁った白だと言われていた。
それが王家の血...と言っていたが...

ホシ「何より、君の唇の味...甘くなかったし。」

頭が追いつかず、言葉が出なかった。

大量の疑問が浮かぶ。

「それって...どういうこと...?」

彼の眼差しは"悪な奴ら"とは少しずれていた。

ホシ「まぁまぁ、とにかく。もう寝て、明日闇の宮殿に帰ろうね。」

眠れるはずもなかった。
それでも目を閉じた瞬間、

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