第43話

42話
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2024/01/26 10:07
次の日

今日は土曜日でバイトも学校もないからゆっくりしていられると思ってベットで携帯をいじっていると突然ヒョンジンさんが僕を呼んだ
ヒョンジン
スンミナー
スンミン
はぁ、なんですかー?
ヒョンジン
朝飯食べたーい
スンミン
はぁぁ?なんで僕が
一人部屋の中で文句を言っていると、ヒョンジンさんが部屋のドアを開けると僕はベットから降ろされてキッチンの前に立たされた
スンミン
適当に作りますよ
ヒョンジン
目玉焼きとウインナー食べたい
ヒョンジン
あ!あと目玉焼きはいい感じの半熟で
スンミン
注文の多い人だ
ヒョンジン
あーあと、ウインナーは切り込み入れて焼いて
スンミン
そんなにこだわりがあるなら自分で作ってください!
僕に頼むなら何も言わないでください!
ヒョンジン
朝からそんなでかい声出すなよ
スンミン
ヒョンジンもさっき僕を呼ぶ時そうでした
ヒョンジン
はぁ、お前が作りやすいように作っていいから早く朝飯食わせて
スンミン
わかりました。
でも、失敗しても文句言わないでくださいね
ヒョンジン
はいはい
2人分の朝食を作ってテーブルに並べて食べようとしていると、家の鍵が開く音がして玄関をじっと見た
ヒョンジン
ヒョンじゃん!
おかえりー
リノ
ただいま
僕は玄関にで靴を脱いでいるヒョンに近づくとヒョンはバランスを崩して床に倒れそうになって咄嗟に支えてソファーに座らせた
リノ
ぁ、ごめん
ヒョンジン
はい、体温計
スンミン
なんで体温計?
ヒョンジン
どう考えたって体調悪そうだろ
だから熱あるか測るんだよ
リノ
ケホッ…
ヒョンジン
まだ咳出ててんの?
ヒョンジンさんがヒョンの脇に体温計を挟むとヒョンは目を瞑って測り終わるのを待っていた

ピピピッ
ヒョンジン
38.3
リノ
はぁ、頭いたぃ…
ヒョンジン
そんなんでよく会社の旅行行ったな
リノ
断れなかったんだよ
スンミン
ヒョン、ベット行こ
ヒョンをゆっくり立ち上がらせてベットまで連れて行ってベットにヒョンを寝させた
リノ
ケホッ ケホ ぁりがと
スンミン
もしかして旅行先でずっとこの調子だったの?
リノ
うん、でもすぐ直ると思って
スンミン
無理しないでよ
リノ
ごめん、、
ヒョンジン
ほい冷えピタ
スンミン
ありがとうございます
ヒョンジン
スンミナ知ってる
スンミン
何がですか?
するとヒョンジンさんはニヤつきながら僕の耳元であることを教えてくれた
ヒョンジン
ヒョンしんどい時とか熱ある時、すげぇ甘えてくんの
スンミン
∑ (  оωо  )
ヒョンジン
いい情報だろ?
多分今日もそうだと思う
リノ
ケホッ ケホッ 
リノ
何話してんの?
ヒョンジン
いや、なんでもないでーす
ヒョンジンさんは部屋を出ていって僕たち2人だけになると、僕はヒョンに呼ばれてベットの上に乗った
スンミン
熱早く下がるといいね
リノ
ぅん
ヒョンは小さい声で返事をすると僕の手を握って自身の頬に僕の手を当てた
リノ
スンミナの手、、冷たい
スンミン
冷え性なの
リノ
冷やさないようにしないとね
スンミン
そうだね
ヒョンジン
ヒョン晩飯食った?
リノ
ノックくらいしろよ ケホッ
ヒョンジン
あー、ごめん
リノ
まだ食ってない
ヒョンジン
んじゃ、スンミナ手伝って
スンミン
あ、 はい
スンミン
ヒョンちょっとまっててね
リノ
コクン
僕がベットから降りるとヒョンは横向きになって布団を深く被った

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