帰ってきたら、明らかに家の様子がおかしい
あなたの下の名前の荷物がほとんどなくなってるし、
残っているのはベット等の家具と、
机の上の薬だけだった。
不思議と納得してしまう自分が憎らしかった。
あんなにダメな僕でも愛してくれてたのに、
いつも僕を心配してくれてたのに、
遊んでも何も言わずに受け止めてくれてたのに、、
もしかして全部俺の勘違いなの?
俺はただ、あなたの下の名前の愛に甘えてただけ??
あなたの下の名前はもしかして、もうすでに、
俺のこと好きじゃなくなったのかな?
そこから何回あなたの下の名前に電話をかけたかわからない
ただ帰ってきたころはまだ明るかった空も
気づけば暗くなっていた。
もう半ば諦めて、あともう一回だけかけようと思った。
その瞬間あなたの下の名前から着信が来た












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!