第8話

笑顔がみたいから
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2024/03/31 10:53
ももside
モブ
ありがとう!お花屋さんのお姉ちゃん!
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
どういたしまして!
お母さん、喜んでくれると良いね!
モブ
うん!
あたしが手を振ると、買ったばかりの花を持った男の子は
にっこり笑って手を振り返してくれた。

たったった、と男の子がドアをくぐって
右の方へ元気よく走っていくのを見送り、
あたしはふふふっ、と笑った。
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
上手くいってくれたら良いなぁ…
さっきの男の子、お母さんの誕生日が今日だから、
サプライズで花をプレゼントしたくて1人で来たんだって!

肝心のどのお花を買うか悩んでそうだから
あたしが代わりに選ばせてもらったんだけど…
喜んでくれて本当によかった〜。

ちなみにあたしが選んだのは赤いカーネーション。

赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」

お母さんに渡すのにぴったりでしょ?
ママ
ママ
ももー、お昼ご飯にしましょー
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
え、もうそんな時間!?
壁に掛けられた時計を見ると、お母さんの言う通り、
もうお昼ご飯を食べる時間…12時になっていた。

腹が減っては戦は出来ぬとよく言うし、
流石に休憩しますか。

店番したい店番したいと叫ぶあたしの心を
そう考えることで静めて、エプロンを脱ぐ。

それをカウンターに置こうとして、あたしは気付いた。
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
…あれ?
カウンターの上に、見慣れないポーチが置いている。

某ネズミの男の子のキャラクターが描かれた、
手のひらくらいの大きさの赤いポーチ。

赤いポーチなんてあたしは持っていない。

誰のだろう…と首をかしげたが、持ち主はすぐに分かった。

さっき赤いカーネーションを買ってくれた男の子だ。

多分お財布代わりに持ってたんじゃないかな…

…って、のんきに使い道を思い出してる場合じゃない!

せっかくちゃんとお花が買えたのに、お財布を
失くしちゃうなんて…きっとあの子、悲しんじゃう!

確かあの子は…右に曲がっていったよね?

そして出ていってから時間はまだそこまで経ってない。

ということは、まだ追いつける!
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
お母さん! 忘れ物届けてくる!
ママ
ママ
え、ちょっともも!?
あたしはそう叫ぶなりドアをくぐって、走り出す。

驚いているお母さんの声がどんどん小さくなっていく。

お母さんには後で謝らなきゃだけど…それよりも。

あの男の子に、悲しんでほしくない。

手を振り返してくれた時のあの笑顔を、
曇らせてほしくない。

あの子の、笑顔が見たいから!
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
ふぅ…追いつけてよかった…
あたしはお店への道を歩きながら、安堵の息をつく。

近所の顔見知りの人達に
男の子がどこに行ったか聞きながら走って走って…

角を3つ曲がったくらいで、ようやく男の子に追いつけた。

運動神経には自信があったし、
割とすぐに見つけられた方だと思う。

でもお母さん絶対怒ってるだろうなぁ…
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
ま、しょうがないよね〜
とりあえず早く帰ろう。
そう決めて走り出そうとした時だった。
いきなり、あたしの周りだけ、太陽の光が遮られた。

雲でも出てきたのかなと思って上を見上げると…
?
うわああぁぁぁぁああああ!!!!!
謎の生き物が二匹(?)、降ってきていた。
_花岡@はなおか_ もも
花岡はなおか もも
えええぇぇぇ!?
 
ミルクティー
ミルクティー
…いやどんな終わり方!?
主
これが一番キリ良かったんだよ…
アイスティー
アイスティー
どこが?
主
…はいついに謎の生き物(?)が登場しましたね!
アイスティー
アイスティー
話逸らしやがったぞこいつ
ミルクティー
ミルクティー
というか現在の登場人物
ももちゃんだけなんだけど…?
主
…まだ出ていないキャラクターの保護者様、
ほんっとうにすみません…!!!
主
次回、参加者様のキャラクターが
もう2人登場します!
ちなみに謎の生き物の内1人は
参加者様のキャラクターです!
ミルクティー
ミルクティー
なら大丈夫…大丈夫なの?
アイスティー
アイスティー
ボス出てくるまでどんくらいかかるんだよ…
主
早く書きたいけど時間がないんですー!
あと文書くスピードが我ながらゴミ。
ミルクティー
ミルクティー
頑張れ
主
はい
アイスティー
アイスティー
…終わるか
ミルクティー
ミルクティー
了解!それでは!

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