第69話

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2026/02/27 13:00 更新




sh
sh
 うぉ , … お疲れドンミナ 
 朝からずっとここ ?
_@_
 まぁ  …  月末評価近いし 
_@_
 あとタスクが
 もう少しかかりそうで … 
jh
jh
 ウナクが 
 手伝うって言ってたよ 
_@_
 まじ  ?  連絡しとく 
rw
rw
 ちゃんと寝なよドンミナ 
lh
lh
 夏休み入ってから 
 ずっと変だし心配 




    どのメンバーからも  「 顔色悪すぎ 」

   「 ちゃんと休んでね 」って言われる 。

    俺はどんだけ酷い顔をしてるんだろう




_@_
 …  ん ? 




    メンバーが作業部屋から出たあと

    カトクに着信があった




_@_
 ✉️ やほ , 今日ちょっと体調良くてさ 
   屋上か中庭行く予定なんだけど 
_@_
 ✉️ 病室居なかったら 
   どっちかにいるから 
_@_
 ✉️ 電車着いたら連絡して 




    これだけで嬉しいと思うようになったのが

    悲しくて , でも会いたくて「 わかった 」

    とだけ返して 作業を進めた








jh
jh
 や ~ ウナガ 
 ちゃんと課題やってる ? 
wh
wh
 はぁやってますよ 
 俺はヒョンとは違いますから ~ 
jh
jh
 ……… 
sh
sh
 ちょっとウナガ  ㅎ 
lh
lh
 俺 最終日にしか 
 やったことないのに 
rw
rw
 やりなよ  … 




    振り入れも終わった昼過ぎ ,  

    雑談していたメンバーを横目に

    早々と会社を出た




_@_
 ✉️ 今 電車乗った 
_@_
 ✉️ おっけ ー , まだ病室だから 
   いつも通りでいいよ




    病院の廊下は相変わらず白くて

    消毒液の匂いが強い

    点滴台を押しながら歩く彼女の背中は

    前よりも小さく見えた 。




_@_
 もう病室出てるじゃん , 
_@_
 ごめ ー ん 
_@_
 外出れるの嬉しくて ㅎ 




_@_
 短時間ならって 
 許可してくれたんだよね 
_@_
 良かったな 
_@_
 うん 




    そう言って振り返ったあなたの下の名前は

    いつも通り笑ってる 。

    軽すぎるくらいの笑顔 ,

    それが余計に胸の奥をざらつかせた




    屋上に続く扉を開けた瞬間 風が吹く

    この前染めた髪が日に当たってきらきらしてる




_@_
 外ってこんな匂いだったっけ , 
_@_
 …… 匂い  ? 
_@_
 うん , 




    あなたの下の名前が目を細めてゆっくり息を吸う

    その仕草だけでここに連れてきてよかったのか

    分からなくなってしまった




_@_
 暑くね 
_@_
 影入らないでいいの ? 
_@_
 まぁ夏ってそんなもんじゃない  ? 
 日光浴くらい平気だよ



    平気

    その言葉を俺はもう信じきれなくなってる

    触れないように慎重に

    それだけのことなのに心臓がうるさい




_@_
 かけとけ , 日焼けする 
_@_
 え ありがと ー 
_@_
 ドンミナが焼けるよ  ? 
_@_
 俺は普段出ないからいい 




    夕方の空は

    オレンジと青の境目みたいな色をしていた

    高校の屋上で見た空と多分そんなに

    変わらないはずなのに今は全然違って見える




_@_
 ねぇ 
_@_
 なに 
_@_
 もし , もしの話ね 




_@_
 また退院できたら 
_@_
 一緒にコンビニ行こ ー よ 
_@_
 夜に 
_@_
 ッ …… 




    あまりにも普通で一見どうでもいいような約束

    だからこそ 俺は喉が詰まった




_@_
 いいけど , 




    本当は守れるか分からない

    でもそれを口にするのは怖かった




_@_
 またアイス買って
 歩いて帰るだけでいいから 
_@_
 そんなんでいいの  ? 



    冗談みたいに聞いたつもりだった

    あなたの下の名前は一瞬だけ黙ってから静かに笑う




_@_
 うん , 私はね 
_@_
 ………… 




    胸の奥がぎゅっと縮む

    何も言えなくなってただ隣に立つ

    風がまた吹いて彼女の髪が少し揺れた 。

    金髪のインナーが夕焼けに透ける




_@_
 もう戻ろ 
_@_
 ん ー  ..  もうちょっと 
_@_
 はぁ … ㅎ 




    その「 もうちょっと 」が

    どれくらいなのか分からない

    それでも俺は時計を見なかった 。

    並んで何も話さずに空を見る ,

    ただそれだけの時間がやけに愛おしかった




_@_
 ぽっぽしてくれたら降りるよ 
_@_
 …… ん 
_@_
 へぇ … そんなに
 戻ってほしいんだ ? 
_@_
 は 
_@_
 ふふ  ㅎ  戻ろ ~ 




    この日を俺はたぶん一生忘れない

    後から何度も思い出して

    胸を締めつける日が来ることを

    この時点でもう分かっていた




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